ジャンプの大会がいよいよ始まりましたよー。
ジャンプの描写は丁寧に描かれている印象です。
取材の成果をきっちり生かしているように感じられます。
2巻から狂気成分が増えてきていたのですが、
この3巻はその狂気が爆発しました。
スキーが危険なスポーツである事からくる
スキージャンプを行うジャンパーの狂気。
勝利への執念からくる勝負氏の狂気……
しかしそれらの狂気が絶妙な展開を生み出しているのです。
岡本倫さんの本領発揮という感じの展開ですよ。
なのに綺麗な話の展開にほろりとさせれそうに。
その展開の行く末が気になる所でちょうど終わるだなんて……
ここで切るのは単行本読者にとっては辛いですわー。
集英社
発売日:2008-09-19
おすすめ度:
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