etapa 14 Oviedo - E. E. Fuentes de Invierno 【158.4 km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/14_altimetria.html
山・山・山な山岳ステージ、
3級山岳×3で足慣らしをした後、1級を2つこなして
最後に1級山岳の頂上ゴール。
前日に続いてタイム差がつきそうなコース設定です。
実況は白戸太朗さん、解説は菊田潤一さん。
放送開始時点では11人が逃げており113km地点付近を走行中、
大集団とは3分半ほどのタイム差がついていました。
既に5つの山岳を越えてきており、
山頂ゴールの登りを残すのみとなっていました。
130km地点を過ぎたあたりで、シャヴァネルがアタックを敢行。
何度かのアタックの後についに抜け出しに成功、
ヴァンホーレン、マヨスの2人が合流。
さらにヴェリトスも合流し4人の逃げ集団が形成されました。
この時点でタイム差は1分30秒ほど、
大集団はもう捕まえられるタイム差まで迫ってきています。
最後の1級山岳に突入する前に逃げ4人からヴァンホーレンがアタック。
このアタックが決まり、他の3人が置いていかれます。
そしていよいよ最後の1級山岳に突入。
登坂距離12.2km 高低差820m 最大勾配10.3% 平均勾配23.5%
マヨスは追走集団から脱落し大集団に吸収されます。
大集団でも厳しい坂でどんどん選手が脱落。
最後の振るい落としが始まりました。
残り10kmでトンティが、続いてペドロサがアタックを決めましたが、
総合争いを繰り広げる選手が属する集団の勢いは段違い。
逃げていた選手をどんどんと吸収していきます。
さすがに集団の力の強さが感じられます。
残り6kmのアーチを前に大集団からガラーテがアタック。
見えてきていたヴァンホーレンをあっという間に捕らえ抜き去ります。
ガラーテにベラスコが合流し2人で逃げ集団が形成するも、
続いて大集団から抜け出してきたパウリーニョが一気に先頭に、
ここでガラーテが逃げ集団から脱落。
続いてはモスケーラがアタック、
この動きに付いていけたのはコンタドール、ライプハイマー、
バルベルデ、サストレ、そうそうたるメンバーが揃いました。
残り4kmを切り、バルベルデ、サストレが次々と脱落。
モスケーラの引きが強烈なようですが、
付いていくアスタナの2人が凄い。
先頭の3人の中ではコンタドールが余裕な感じ。
総合争いのライバル達はモスケーラ以外が遅れましたから、
モスケーラの動きにだけ注意しておけば良い状態。
しかしながらコンタドールは自らアタックを敢行、
モスケーラを突き放し単騎での逃げに入りました。
コンタドールは独走のままゴールラインに飛び込みました。
2位はライプハイマーが入りアスタナ1・2フィニッシュ。
総合3位のサストレが20秒遅れでゴールしたため、
タイム差はさらに広がりました。
バルベルデ、クネゴは完全に終戦といった感じでしょうか。
マイヨオロ、コンビネーション賞の2巻だったコンタドールですが、
ポイント賞ジャージまで奪ってしまいました。
山岳賞はモンクティエが維持していますが、
こちらもコンタドールが迫ってきています。
etapa 14 成績
1位 4h 16m 01s アルベルト・コンタドール(AST)
2位 + 2s リーヴァイ・ライプハイマー(AST)
3位 + 4s (GCE)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/etapa14.html
総合成績
1位 55h 56m 58s アルベルト・コンタドール(AST)
2位 + 1m 17s リーヴァイ・ライプハイマー(AST)
3位 + 3m 41s カルロス・サストレ(CSC)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/general14.html
etapa 15 Cudillero - Ponferrada【202 km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/15_altimetria.html
最初に1級、そして2級・3級と山がありますが
これまでのステージに比べれば楽な方。
ゴール直前に小さな山があるので
ステージ優勝を狙う選手の仕掛けが楽しめそうです。
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