etapa 13 San Vicente de la B - Alto de L´Angliru【209.5km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/13_altimetria.html
最後の休息日が明けてのetapa 13は
総合争いを左右するような頂上ゴールステージ。
その前までもかなりの難コースになっているので、
ふるい落としがかけられるステージと言えそうです。
実況はSaschaさん、解説は菊田潤一さん。
放送開始時点では3人が逃げており170kmを越えた辺りを走行中、
大集団とは5分強のタイム差がついていました。
放送開始すぐに最初の1級山岳に突入。
登坂距離 5.5km 最大勾配 11.5% 平均勾配 8.9%
この登りで逃げ3人の中ではケルンが抜け出す形に、
チャリンギ、ユルチョの順で1人ずつにばらけました。
大集団は2分強のタイム差で通過、
モンクティエが大集団の先頭に立ち4位のポイントをゲット。
30人ほどに絞られてしまっていました。
下りに入っても少しずつタイム差が縮まっていきましたが、
そこで事故が発生……アントンがガードレールに衝突した模様。
残り距離が少ない中でこれは痛すぎる……
と思ったら、そのままリタイヤとなってしまいました。
最後のスプリントポイントを越えた後、
いよいよ最後の超級山岳 に突入。
登坂距離 12.2km 最大勾配 10.3% 平均勾配 23.5%
登り始めてすぐにマルチネスエステバンが脱落、
逃げから遅れた2人も吸収されました。
残り10kmのアーチ通過時に、ケルンと集団とのタイム差は21秒。
もう完全に射程圏内という感じです。
結局ケルンは残り9km地点で吸収されました。
そして次々と選手が脱落していきあっという間に
ライプハイマー、コンタドール、バルベルデ、
ロドリゲス、モレーノの5人だけに。
そして20%を超える激坂区間に入ってきました。
モレーノがいなくなり、バルベルデのアタックで
ライプハイマーも脱落し先頭は3人、
バルベルデが気迫の感じられる走りを見せています。
先頭3人の中ではコンタドールが良い感じ、
他の2人はしっかり付いています。
追走の2人との差もどんどん開いていきます。
そして再びやってきた20%区間でコンタドールが再アタック、
ロドリゲスはついていきましたが、
バルベルデは遅れはじめてしまいました。
コンタドールはさらにペースアップを続け、
今度はホアキンロドリゲスを振り切りました。
コンタドールはそのままどんどんタイム差を広げていき
そのまま山頂を通過。
後続とのタイム差は40秒以上まで広がっていました。
コンタドールは山頂を越えた後も懸命に踏み続け
そのままゴールまで駆け抜けました。
2位のバルベルデとは42秒差、完勝でした。
コンタドールがコンビネーション賞に加えて、マイヨオロを獲得。
ポイント賞はヴァンアーベルマート。
山岳賞はモンクティエ、
コンビネーション賞はコンタドールです。
etapa 13 成績
1位 5h 52m 35s アルベルト・コンタドール(AST)
2位 + 42s アレハンドロ・バルベルデ(GCE)
3位 + 58s ホアキン・ロドリゲス(GCE)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/etapa13.html
総合成績
1位 51h 41m 17s アルベルト・コンタドール(AST)
2位 + 1m 07s リーヴァイ・ライプハイマー(AST)
3位 + 3m 01s カルロス・サストレ(CSC)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/general13.html
etapa 14 Oviedo - E. E. Fuentes de Invierno 【158.4 km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/14_altimetria.html
距離こそ短いですが3級×3、
1級×2と山岳をこなした後に1級の山頂ゴール。
このステージも総合上位勢の争いが過熱しそうです。
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