Vattenfall Cyclassics Hamburg - Hamburg【213.7km】
コースマップ
http://www.vattenfall-cyclassics.de/index.68.html
コースプロフィール
http://www.vattenfall-cyclassics.de/hoehenprofil.69.html
ブエルタは休息日ですが、この合間の日に
8/19に行われたヴァッテンフォール・サイクラシックスの放送が。
ハンブルグをスタートしてハンブルグへ戻ってくる変則周回コース。
勝負どころの坂ヴァーゼベルクを4回
実況はSaschaさん、解説は石黒誠司さん。
放送開始時点では20人が逃げており138km地点を走行中、
大集団とは1分強の差しかついていませんでした。
大集団は少し力を溜める感じでペースを維持、
じりじりとタイム差が広がっていきます。
1回目のゴール地点通過時で、タイム差は1分49秒差に開きました。
2回目の登り、174km地点のヴァーゼベルクで
ウェーグマンが飛び出しました。
このヴァーゼベルクの登りで逃げ集団は7人に絞られました。
186km地点となるヴァーゼベルクで
逃げ7人の後ろに大集団が迫ってきました。
3人が逃げ集団から抜け出し、大集団からも6人が合流、
これで9人の逃げ集団が形成されました。
しかしこの逃げ集団も残り22km手前で7人が吸収。
残ったのはカールストロームとヴィスコンティ。
さらにこの後ヴィスコンティが単騎で抜け出すと、
残った選手は大集団に吸収。
さらに次々とカウンターアタックが繰り広げられます。
レース展開に落ち着きがまったく見られず、
これぞワンデーレースという感じに。
最後のヴァーゼベルクの前に全員が一団に、
最後の登りが勝負どころとなります。
道が狭い為に縦長の展開のまま登りに突入。
先頭にいたリクイガスの2人が飛び出し、
それにウェーグマンが追いすがります。
登坂を終えると、ベルタニョッリ、ペリッツォティ、
ウェーグマンの3人が集団を形成。
大集団の方も縦長の展開に
残り10kmのアーチを抜けて追走の3人が逃げに合流。
しかしもう大集団がすぐ後ろまで迫ってきていました。
逃げ集団は結局9kmを超えたところで吸収され、
大集団が先頭に、まだ簡単に終わりそうにないのは
ワンデーレースならでは。
ここで別府史之が先頭集団に入っていました。
この厳しいレースで最後まで残るのは凄いなぁ。
この後残り5km手前でウランが抜け出します。
集団では牽制が入り少し差が広がりましたが、
残り1.5kmの所でクイックステップが集団を引きウランを吸収。
そのままゴールスプリントの争いに持ち込まれました。
リクイガスのフィッシャーが先頭に立ちましたが、
マキュワンが残り200mでフィッシャーをかわし先頭に立ちます。
マキュワンのスパートは少し早いかなと思われましたが、
結局最後まで押し切ってしまいました。
マキュワンの脚の伸びが素晴らしかったです。
別府史之は先頭集団でゴール、16位だったようです。
これはなかなかの成績ですよ。
成績
1位 4h 37m 46s ロビー・マキュワン(SIL)
2位 same time マーク・レンショー(C.A)
3位 same time アラン・デーヴィス(QSI)
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