etapa 9 Vielha / Mijaran - Sabiñánigo 【200.8km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/9_altimetria.html
山岳ステージになっていますが、4つの山岳は前半に集中しているので
上手くコントロールすればゴールスプリントの争いになりそう。
しかし力を溜めたいという意思も働きそうなので
逃げ切り勝ちもありえるステージです。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では12人が逃げており145km地点付近を走行中。
大集団とはは6分半ほどのタイム差がついていました。
逃げている12人は力がある選手がいますが、
総合では大きく遅れている選手ばかりなので、
このまま逃げ切り容認という形になりそうです。
もう山は越えてしまったので、ここからは落ち着いた展開。
大集団も無理に追う事をしなかった為残り30kmで約6分差、
逃げ切りはほぼ決定。
184km地点のスプリントポイントではマルチネスエステバンが1位通過。
第1スプリントポイントとあわせて10秒を獲得。
大集団とのタイム差が6分半なので
6分41秒遅れのマルチネスエステバンに
マイヨオロが移る可能性も出てきました……
というか、アスタナは体力温存の為に
マイヨオロを明け渡すようなペース設定をしています。
コンタドールかライプハイマーかは分かりませんが、
どちらかに取らせようとする気満々です。
残り10kmでフレチャがペースアップ、
これで集団の秩序が乱れ始めました。
そして8分近く差をつけられた大集団ではCSCがコントロール開始。
アスタナは良い展開に持ち込んでいます。
逃げ12人の中ではアタックと牽制が繰り広げられます。
そんな中で抜け出しに成功したのはフレチャ、
一気にタイム差が10秒ほどまで開きます。
しかしこの後色々動きがありましたが、
結局追走集団が抜け出した選手達を吸収。
マルチネスエステバンを引いてきたペレス以外が
11人一団のままゴールスプリントの争いに突入します。
ノチェンティーニが抜け出しましたが
ヴァンアーベルマートが差し、
そのまま余裕を持ったままゴールラインを通過しました。
大集団は一気にペースアップ、タイム差が6分台になり
アスタナとエウスカルテルの思惑が崩れかけましたが……
結局大集団のゴールは6分42秒遅れ、
これでマルチネスエステバンにマイヨオロが移ることとなり、
アスタナ、エウスカルテルは狙い通りの展開に。
逃げ集団に入ったマルチネスデエステバンがマイヨオロを獲得。
ポイント賞はバルベルデが、ヴァンアーベルマートを
1ポイント差で抑えて維持。
山岳賞はモンクティエが獲得、
コンビネーション賞はコンタドールが獲得と
山岳賞以外のジャージが全部変わりました。
etapa 9 成績
1位 4h 57m 22s グレッグ・ヴァンアーベルマート(SIL)
2位 same time ダヴィデ・レベッリン(GST)
3位 same time フアンアントニオ・フレチャ(RAB)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/etapa9.html?e=1
総合成績
1位 33h 23m 56s エゴイ・マルチネスデエステバン(EUS)
2位 + 11s リーヴァイ・ライプハイマー(AST)
3位 + 32s アルベルト・コンタドール(AST)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/general9.html?e=9
etapa 10 Sabiñánigo - Zaragoza 【151.3km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/10_altimetria.html
山岳ステージ3連戦を終えて久しぶりに難易度が低いステージ。
前半に2級山岳がありますが、そこを超えたらほとんど下り基調。
スプリンターが争える数少ないステージなので
スプリンターを擁するチームのコントロールがみられそう。
PR