8地区制になってから、毎年地区優勝チームが変わる激戦区。
今年はTBがその流れを断ち切れるのか、
それとも他チームが地区優勝を奪回するのか、
どちらの可能性もありそうです。
TB タンパベイ・バッカニアーズ
他チームのもたつきもあり早々に地区優勝を決めたTB。
今季はあまり積み重ねが無いまま臨む事に。
ディフェンスは相変わらず強力。
パス守備1位のDB陣は、個々の力に優れ
さらにユニットとしても高いレベルを見せています。
ややDLの層に難ありですが、今年も強そうです。
オフェンスは先発選手だけを見るとまずまずの陣容。
ただレシーバーの枚数が足りていない感じなので
脅威があまり感じられないかな。
守備陣が強いので無茶する必要が無いとは言え
点差を離された時は少し心配かな。
CAR カロライナ・パンサーズ
昨季はQBデロームがかけてから急ブレーキ。
少ない駒数でやりくりするオフェンスが崩壊してしまいました。
その穴を埋めるべくオフェンスではレシーバーを補強。
スーパー進出時のトリオが再度揃ったのは、期待が膨らみます。
ただランプレイをする為のRB・FBが少し弱いかな。
守備陣は強力なDLで押すスタイルから転換、
バックスの力が充実してきておりスーパー進出時よりも
総合力は高いように感じられます。
出場時間・怪我などでパフォーマンスが落ちなければ
リーグでもトップクラスの力を発揮してくれそうです。
NO ニューオリンズ・セインツ
期待されながらもいきなりの4連敗で沈没
攻守がかみ合わなかったのが要因でしたが、
弱点を補う補強をバッチリしてきました。
オフェンスは2枚のRBに体格に恵まれたWRが揃い、
TEショッキーを獲得してさらに幅を広げました。
ほぼ全員が怪我での離脱経験があるのが不安要素ですが、
怪我が無ければ破壊力は文句なしになりそう。
注目はディフェンスの補強、最優秀守備新人に選ばれた事のある
LBヴィルマを獲得して核を作りました。
DB陣まで補強が回らなかった感じなので、
フロント7でカバーしていかないと厳しいかな。
ATL アトランタ・ファルコンズ
昨季は問題の膿を出す事に終始させられたという感じでしたが、
今季は再建を本格的にスタートする年になりそう。
オフェンスではQBに1巡指名のライアンを起用、
しかしWRは力不足、RBも先発経験は少ない選手と
新人QBを支えるにはやや不安が残る状態。
オフェンスラインもスピード重視の選手が残っているので、
力強い中央のランも出せそうにないかも。
ディフェンスも人材不足の感は否めません。
若い選手の成長と発掘があったとしても厳しいでしょうね……。
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