世界の雰囲気、そして扱う題材、
どちらも良い感じだったのだけど……
全2巻で完結となってしまったのですが、
これが予定通りの終幕だったのか
装丁の件で編集ともめてしまっての打ち切りだったのか。
後者だったら残念だけど、知る術はないなぁ。
主人公は自分の母親の作った飛行機を追って
学校に編入することになったところから物語が始まります。
「セル」と呼ばれる玉状になっている動力源を使って飛ばす飛行機を中心に、
少女たちの飛行機にかけるさまざまな気持ちが交錯する物語……
1つだけ物語に大きくかかわる事は書いていませんが、
あらすじはこんな感じですかね。
飛行機の飛行シーンは空を翔る疾走感が感じられますし、
手作りの飛行機の描写もとても丁寧。
飛行機に対する思い入れが感じられて好印象だったのですが、
きちんとまとまっているとはいえ、2巻で終わってしまったのは本当に残念。
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