大元がNGというナムコの情報誌に掲載されていた作品という事で、
知る人ぞ知るという存在の作品。
以前「まんがの森」で再販されたのですが、
今回はちゃんとした書店流通で再販されました。
前半は「ラポート」と「ザ・ナムコ・グラフィティ」に
掲載されていた「午後の国物語」、
後半はNG版「午後の国」が収録されていますが
どちらも基本設定は一緒の作品です。
メカと人間が共生しながら生活していく
近未来風の世界を描写しています。
この作品が書かれたのは20年以上前……
様々な問題提起が作中でなされていますが、
現実派その危惧を回避できていないように感じられます。
著者・冨士宏さんの公式サイトでは
「午後の国」シリーズ外伝のウェブコミックが
掲載されていましたが現在休止中。
再開してくれるかな、それとも単行本化の話があるのかな。
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