様々なワインが登場するこの作品。
こういう作品では良い面を描くことが多いのですが、
今回は不作年の物を売る為に行われた事という
ちょっと危なめなお話が……
真偽は分かりませんが、ありえそうだから面白い。
とは言え、基本はワインを介しての良い話。
ワインのエピソードと、それぞれの人物のエピソードが
上手く絡み合っているのが上手いです。
ラップでブショネの匂いを吸収するというのは
面白い情報です。
このような話は、巻末の堀賢一さんのコラムにも
たくさん書かれていて、とてもためになります。
お酒飲まないのに、どんどん詳しくなるなぁ。
集英社
松井 勝法(イラスト)
発売日:2008-08-19
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