公式サイト
http://www.letour.fr/index.html
étape 21 Étampes → Paris Champs-Élysées【143km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/2100/etape_par_etape.html
一応ポイント設定がされていますが、
どの部門も受賞者がほぼ確定しているので
ゆったりとしたパレード走行になりそう。
あとは今年のツール最後のゴールスプリントに注目です。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん、栗村修さん。
放送開始時では20km地点付近を走行中
当然のように集団は一団となってパレード走行をしていました。
サストレはシャンパンを飲み干しちゃいましたが……
酔っちゃわないかな?
1つ目の山岳ポイントでは、山岳賞ジャージを着たコールが
ステーグマンスに押し出されるようにしてトップ通過。
2つ目の山岳はビショがトップ通過しましたが、
まったく争いが見られないのんびりムード。
ここまでのんびりなのは珍しい。
リーダーを擁するCSCが先頭を引きながら
いよいよ周回コースに突入。
そして1周目からオジェが仕掛けてきましたが、これは潰されます。
続いてはグティエレス、フロレンシオが飛び出しました。
そのまま1つ目のスプリントポイントを通過、
この時点でポイント的にはフレイレのポイント賞ジャージが確定しました。
しかしこのアタックも潰されました。
続いては抜け出した5人に2人が合流、
7人の逃げ集団が形成されかかりましたがこれも吸収。
続いてはヴォゴンディとバレードが抜け出します。
この逃げは長く続き第2スプリントポイントを通過。
しかしCSCの引きが激しくこのアタックも失敗。
続いてはケウラが飛び出し、
シューマッハー、タンキンク、ヴァンスーメレンの3人が合流。
しかしシューマッハーが強力と見たのか集団はすばやく対応。
残り2周となったところで吸収しました。
続いてはシフトソウ、ボチャロフ、オジェが抜け出しましたが、
この逃げも許してもらえず。
今年はCSCが逃げを許さない意向なのか?
残り1周となる手前でジェラールが抜け出し、
そしてこのまま残り1周に突入しました。
ジェラールは残り5.5kmで吸収されましたが、
カウンターでジルベールが抜け出しに成功。
これも失敗し……このままゴールスプリントに持ち込まれるかと思いきや、
シャヴァネルが飛び出してきました。
しかしさこの動きはスプリンターを擁するクイックステップに
潰されてしまいまして、そのままゴールスプリントに突入。
ラストの直線前の右カーブを曲がりいよいよ最後のスプリント。
クイックステップがトレインを使ってステーグマンを発射。
展開にも恵まれたステーグマンは後続との距離を一気に離し
そのままゴールラインまで逃げ切りました。
サストレは集団から7秒遅れましたが無事にゴール、
マイヨ・ジョーヌが確定となりました。
・étape 21 成績
1位 1h 03m 50s ヘルト・ステーグマン(QSI)
2位 + 21s ゲラルド・チオレック(THR)
3位 + 1m 01s オスカル・フレイレ(RAB)
・最終総合成績
1位 87h 52m 52s カルロス・サストレ(CSC)
2位 + 58s カデル・エヴァンス(SIL)
3位 + 1m 13s ベルンハート・コール(GER)
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/2100/classement/index.html
(ステージ成績と総合成績、他のポイント賞に関しても
タブをクリックすると見られます)
・ポイント賞(マイヨ・ヴェール)
オスカル・フレイレ(RAB)
・山岳賞(マイヨ・ア・ポワ・ルージュ)
ベルンハート・コール(GER)
・新人賞(マイヨ・ブラン)
アンディ・シュレク(CSC)
・チーム総合
チーム CSC サクソバンク
個性的な選手達の様々なアグレッシブな走りが
今年のツールを彩りましたが
何と言ってもCSCの強さが際立ったレースでした。
今年はプロツールから外れてしまいましたが、
来年からはどんな枠組みで行われるのかも気になります。
今年のグランツールはあとブエルタだけかぁ。
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