今一番面白いと断言できるサッカーマンガ、
監督視線というのも珍しいですね。
待望の1勝から調子がうなぎ上り……
と行かないのがこの作品の面白さ。
怪我人の復帰と発生、そしてチーム内のメンタルのばらつき、
それらの影響で負けないけど勝てないというチーム状況になっていきます。
1戦勝った事によって新たな問題点が出てくるというのは、
リーグ戦を扱う作品だからこそ出来る展開。
トーナメントだと負けたら終わりですからね。
でも経過の試合の中に甲府が入っちゃってた。
どんな扱いになるのか期待していたのに(TT)
この作品はサポーター描写を大切にしていると感じています。
ただ単にプレイ結果に一喜一憂する役だけではなく、
チームと一緒に復活していくという感じ。
こういう話に弱いんだよ……。
講談社
ツジトモ(イラスト)
発売日:2008-07-23
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