公式サイト
http://www.letour.fr/index.html
étape 12 Lavelanet → Narbonne【168.5km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/1200/etape_par_etape.html
大きな登りは前半の4級山岳のみ、
全体的には下り基調なので、スプリント勝負に
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん。
放送開始時点では、2人の選手が逃げており58kmを過ぎたあたりを走行中、
大集団とは約4分の差がついていました。
先頭の2人は、4級Col du Camperiéをこえたばかり。
そして集団では、この日唯一の山岳ポイントを狙って
ラングが集団から飛び出し3位通過。
リッコのドーピング疑惑によりサウニエルドゥバルがチームごと離脱し、
山岳賞トップだったデラフエンテもリタイヤとなったため、
ラングがこれで山岳賞ポイント争いでトップに立ちました。
残り100kmでタイム差は3分差弱……
今日は集団の追いが早いですね。
第1スプリントポイントでは、
フレイレとハスホフトが一騎打ちの形になりましたが、
ここはフレイレがハスホフトをあっさりかわして3位通過。
1分差を切っていたタイム差ですが、
補給ポイントの後に1分30秒ほどまで開きます。
しかしその状態も長く続かず、
タイム差は再び縮まっていきます。
残り55km手前、逃げ2人とのタイム差が30秒ほどになった所で
オロスが大集団から抜け出しました。
オロスは一気に先頭の2人に追いつき、そのまま抜き去ろうとしましたが
逃げていた2人もこの動きに反応、3人の集団となりました。
オロスが合流してからタイム差が1分半ほどまで開きましたが、
集団は少しずつタイム差をつめて、
40秒ほどの差をずっと維持し続けました。
残り30km手前で、逃げ3人の中からドゥムランがアタック。
しかし他の2人がこの動きをすかさず潰します。
これで逃げ3人の協調体制が崩れちゃいそう。
直線で逃げ3人の姿が見えてしまったからか
大集団は再びペースダウン、1分以上まで差が広がりました。
第2スプリントポイントでは、先頭3人は争わず
ドゥムランが先頭で通過。
大集団は約1分遅れ、いつでも追いつける位置にいます。
結局、逃げの2人を吸収したのは残り10kmを切った所。
ほぼ完璧なタイミングでの吸収、
CSC、チームコロンビア、リクイガスなどの引きで
アタックを仕掛けられないぐらいのスピードのまま進行。
これはゴールスプリントの争いになりそうです。
残り1kmでミルラムとクレディ・アグリコルがトレインを作成。
最後の右コーナーを曲がって直線に突入。
まずスプリントを仕掛けたのはステーグマン、
力強いスプリントを見せていましたが、
カベンディッシュの切れ味が一枚上手でした。
総合上位勢は今日のステージはお休み、
タイム差は変わりませんでした。
総合1位、マイヨ・ジョーヌはエヴァンス。
ポイント賞はフレイレ。
デラフエンテ、リッコのリタイヤによって
山岳賞はラング、新人賞はニバリとなりました。
・étape 12 成績
1位 3h 58m 13s マーク・カベンディッシュ(THR)
2位 same time セバスティアン・シャヴァネル(FDJ)
3位 + 28s ヘルト・ステーグマン(QSI)
・総合成績
1位 50h 23m 05s カデル・エヴァンス(SIL)
2位 + 1s フランク・シュレク(CSC)
3位 + 38s クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(GAR)
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/1200/classement/index.html
(ステージ成績と総合成績、他のポイント賞に関しても
タブをクリックすると見られます)
étape 13 Narbonne → Nîmes【182km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/1300/etape_par_etape.html
中盤に3つの4級山岳がありますが、
終盤にスプリントポイントが2つ用意されているので、
スプリンターにとってのステージといえます。
ただゴール前には丘があるので紛れもありそう。
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