公式サイト
http://www.letour.fr/index.html
étape 11 Lannemezan → Foix【167.5km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/1100/etape_par_etape.html
ステージ中盤に1級山岳があり、
最後に3級山岳があるちょっと癖のあるコース。
大逃げが狙えるようなコース設定なので、
総合争いに関係の無い選手にも注目です。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では12人が逃げており85km地点を走行中。
大集団とは12分23秒という大きな差がついていました。
1級山岳があるのでまだ追いつけない差ではないですが、
今日はこの逃げている12人で決まっちゃう可能性が高いです。
どんどんタイム差が広がっていき
残り65km手前で15分差以上まで広がっていきました。
このまま大きな動きが無いかと思われましたが、
2つ目の山岳・1級Col de Portelの登坂途中で、
逃げ集団の中からモワナールが飛び出しました。
さらには大集団ではオスカル・ペレイロが抜け出しに成功。
しかし15分遅れた集団から飛び出して追いつけるのかな……。
集団を活性化させないために、
サイレンス・ロットの選手が先頭付近に固まり、
ペレイロに続くアタックを封じ込めていました。
そして集団後方では遅れる選手も出ていましたが、
今日はのんびり出来そうな感じ。
1級Col de Portelの山頂をモワナールが先頭で通過。
追走の11人は1分46秒遅れで通過。
人数の差があるので、追いつく事は可能かな。
ペレイロは14分40秒遅れで通過。
追走までの13分差を残り56kmで詰めるってのは
1人だけじゃ無理な気がする……このアタックは失敗だったかな。
大集団は16分30秒遅れで通過、
もう前を追うなんて事は考えていない感じです。
タイム差が大きく変わらないまま、単騎で逃げているモワナールは
最後の山岳・3級Col Del Bouichの山頂を通過。
追走11人とのタイム差は1分07秒、
頑張ってはいますが残り24kmという事を考えると
このままだと逃げ切りは厳しいかな。
残り15kmを前にして、追走集団からバッランがアタック。
この仕掛けは失敗したもののこれで集団はペースアップ。」
一方、大集団から抜け出したペレイロは、
大集団に戻るべく流しモードに突入。
追走の11人はモワナールを射程圏内に捉えた後、
牽制状態に入りタイム差がなかなか詰まりません。
捉えたのは残り5kmを切ってから。
フォフォノフの仕掛けは失敗しましたが、
直後にエルミガーが抜け出し、さらにアルヴェセンが合流。
2人で逃げ集団を形成しました。
追走集団ではポッツァート、ウェーグマンが牽制と
スプリントに強い選手が牽制状態に。
そしてペースの上がらない追走集団からバッランが抜け出し、
逃げていた2人に合流しました。
さらに牽制が入った事によってムーレンハウトが合流、
これで4人のまま残り500mに。
アルヴェセンがスピードを上げて突き放しにかかると、
ぎりぎりでしたがゴールまでそのまま逃げ切りました。
総合上位勢は大集団のまま14分51秒遅れでゴール。
ポイント賞を狙う選手たちがスプリントを見せ
ハスホフトが先頭(13位)でゴールに飛び込みました
今日はジャージの変動はなし。
総合1位、マイヨ・ジョーヌはエヴァンス。
ポイント賞はフレイレ。
山岳賞と新人賞はリカルド・リッコです。
・étape 11 成績
1位 3h 58m 13s クルトアスル・アルヴェセン(CSC)
2位 same time マルティン・エルミガー(ALM)
3位 + 28s アレッサンドロ・バッラン(LAM)
・総合成績
1位 46h 42m 13s カデル・エヴァンス(SIL)
2位 + 1s フランク・シュレク(CSC)
3位 + 38s クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(GAR)
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/1100/classement/index.html
(ステージ成績と総合成績、他のポイント賞に関しても
タブをクリックすると見られます)
étape 12 Lavelanet → Narbonne【168.5km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/1200/etape_par_etape.html
前半に山岳ポイントがありますが、
それを超えると下りが多いコース設定。
久しぶりにスプリンターが活躍できそうですが
ゴール前に小さな丘があるのでスプリント争いに持ち込めるかは
アシストたちの働きにかかってきそうです。
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