公式サイト
http://www.letour.fr/index.html
étape 7 Brioude → Aurillac 【159km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/700/etape_par_etape.html
今日は距離が短いですが、山岳が5つある山岳ステージ。
大逃げも決まる可能性がありそうなコース設定です。
最後の山の処理で色々な展開が生まれそう。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では、6人が逃げており53km地点付近を走行中、
大集団とは20秒しか差がついていませんでした。
この逃げはメンバー的に容認できなかったのか、
大集団は吸収すべく追いかけていきます。
しかし残り100kmを切った所で集団で落車が発生、
これで中切れが起きてしまいました。
しかし逃げ6人の中でもミラーがパンク……
様々なトラブルがありましたが、
結局放送開始時の逃げは吸収されました。
逃げ6人が吸収される直前に
ルイスレオン・サンチェスが飛び出しましたが、
これをCSCが潰しにかかります。
そしてそのままCSCのメンバーが全力で引き始め、
集団の分断を狙ってきました。
結局集団は分断、先頭の集団には25人が入り、
クネゴ、デヴォルデルら取り残された選手は
40秒ほど遅れて第2集団を形成。
クネゴは自ら先頭を引いているようです。
さらにその約1分以上後ろに第3集団があり、
シャヴァネルはここに入ってしまいました。
補給ポイントを過ぎたあたりで
ようやく第2集団が先頭集団に合流しました。
3つ目の山岳ポイントがある、2級Col d'Entremontに突入。
まずはフフレが飛び出し、それにルイスレオン・サンチェスがついていきます。
この後、何人かがアタックを仕掛けましたがなかなか決まらず、
結局ニバリとデラフエンテの2人のみが逃げの2人に合流。
デラフエンテは山岳ポイントを全部奪えば、
山岳賞のチャンスがありそうです。
この時点で、逃げ4人 ~ (追走)ルメヴェル ~ 大集団という形に。
2級山岳Col d'Entremontの山頂では、逃げ4人とルメヴェルの差が約45秒、
大集団との差が1分15秒ほどになっていました。
下りに入り、遅れていたモローがリタイアしたという情報が。
優勝を狙っていた選手の離脱は残念。
ルメヴェルは集団に吸収されていました。
続いての2級山岳Pas de Peyrol (Puy Mary)は
標高差441m 距離7.8km 平均勾配 6.2%
厳しさはそれほどでもないですが、
だからこそアタックを仕掛けやすい山とも言えそうです。
雨がちょっと降ってきたようで、
これから先の下りがちょっと心配です。
2級山岳Pas de Peyrol (Puy Mary)の登りで
集団からアスタルロサがアタック。
逃げている4人と2分の差がついているため追いつくのはちょっと厳しいか。
2級山岳Pas de Peyrol (Puy Mary)の山頂は
デラフエンテがトップ通過、これで山岳ポイントを24とし
トップのシャヴァネル、ヴォクレールとは3点差、
最後の山岳で4点取れる可能性もあるので逆転が見えてきました。
下りに入った逃げ4人の中で、デラフエンテが
オーバーランしかけましたがなんとか落車は回避。
しかしこのトラブルの影響で少しペースが鈍り3人においていかれます。
デラフエンテは落車を回避したものの、
集団にいたヴァンスーメレンが落車、
しかし大きな怪我は無いようで一安心です。
下りがほぼ終わり、逃げ4人、42秒差でアスタルロサ、
1分23秒差で大集団という形に。
遅れているシャヴァネルは先頭から12分半の遅れ、
タイムアウトが心配になってきました。
追走していたアスタルロサは残り24km手前で集団に吸収。
残り20kmの時点で逃げ4人と大集団とのタイム差は約1分、
集団が本気で追えばどうって事無い差なのですが……
これまでに結構脚を使わされていますし、下りもありますから、
最後の山頂である程度のタイム差があると逃げ切りもありえるかも。
残り15kmでタイム差は約50秒に。
最後のスプリントポイントを抜け、
5つ目の山岳、3級山岳Côte de Saint-Jean-de-Donneに突入。
登坂距離は1.7km、デラフエンテは1位通過して
山岳賞でトップに立ちたいところ。
他の3人も含め、ここでタイム差をつめられなければ
逃げ切りの可能性が出てくるのですが……。
残り10kmでタイム差は25秒、まだ登坂途中で
タイム差がどんどんと縮まっていきます。
大集団では残り10kmのアーチを合図に
シューマッハーがアタック、これにペレイロがついていきました。
さらにクルイジガー、ピエポリが合流、強力な追走集団が形成されました。
追いつかれそうになった逃げ4人の中から
デラフエンテが抜け出し単騎で逃げに入ります。
他の3人は集団に吸収、2番手にはペレイロが上がってきました。
ペレイロは3級山岳Côte de Saint-Jean-de-Donneの山頂を
何とかトップで通過。
4位までにシャヴァネル、ヴォクレールが入らなかったので、
ゴールすればジャージが獲得できます。
ペレイロが6秒遅れ、主要選手の揃う20人ほどの集団は
12秒遅れで山頂を通過しました。
残り8kmでデラフエンテは吸収、
20人強の集団の中で勝負がつくのか。
下りに入り、サミュエル・サンチェス、ルイスレオン・サンチェスが
前に出て引き始めました。
第2集団が映し出されましたが、
ここにクネゴとスプリンターの姿が。
追いつけるかな、これ。
残り5kmでルイスレオン・サンチェスが飛び出し単騎逃げに入りました。
これを追うのはシューマッハー、
しかしケースデパーニュの他の選手が抑えに入り
追走のペースは上がっていきません。
結局、ルイスレオン・サンチェスは最後まで逃げ切りに成功。
高く手を上げながらゴールラインを通過していきました。
2番手以降は集団ゴール、2位にシューマッハー、
3位にポッツァートが入りました。
第2集団は30秒遅れでゴール、またクネゴはタイムを失いました。
今日は2種のジャージが移動。
総合1位、マイヨ・ジョーヌとポイント賞はキルシェン。
山岳賞は荒稼ぎしたデラフエンテが獲得、
新人賞はロヴクヴィストです。
・étape 7 成績
1位 3h 52m 53s ルイスレオン・サンチェス(GCE)
2位 + 1s ステファン・シューマッハー(GST)
3位 + 1s フィリッポ・ポッツァート(LIQ)
・総合成績
1位 28h 23m 40s キム・キルシェン(THR)
2位 + 6s カデル・エヴァンス(SIL)
3位 + 16s ステファン・シューマッハー(GST)
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/700/classement/index.html
(ステージ成績と総合成績、他のポイント賞に関しても
タブをクリックすると見られます)
étape 8 Figeac → Toulouse 【172.5km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/800/etape_par_etape.html
前半に4つの山岳ポイントがありますが、
後半は山岳ポイントは無し。
それでもゴール前に丘が2つあるので、
波乱が起きる可能性があるステージと言えそうです。
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