公式サイト
http://www.letour.fr/index.html
étape 3 Saint-Malo → Nantes 【208km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/300/etape_par_etape.html
逃げ切りは許されなさそうな
山岳ポイントの設定が無いスプリンター向け平坦ステージ。
ここまでの2日とは違って、トレインを使った
典型的なスプリント争いに期待です。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん、阿部良之さん。
放送開始時点では4人が逃げており80km付近を走行中。
大集団とは15分以上の差がついていました。
もうスプリントポイント3つ全てを通過してしまったので、
この先は大きな動きは出なさそうです。
開始直後にウェーグマンが落車したシーンが映し出されました。
大きな怪我にはなっていないようですが、ダメージはありそうです。
アンディ・シュレクが走行しながら靴のクリートの処理をしてました。
選手も修理するメカニックも、そして運転する人も
全員がプロだなと感じましたが……正直怖いわ。
残り100km手前で、マースカントがウィンドブレイカーを
後輪に巻き込んでしまいました。
落車には至りませんでしたが、
昨日までの落車を見ているのでちょっと怖かったな。
デモ隊が出ていて、先行していた4人が少し足止めを食らいました。
レースを邪魔するのだけは勘弁してほしいわ。
残り50kmでタイム差は6分2以上、
微妙なタイム差ではありますが、まだどちらにも転びそうです。
この後タイム差がなかなか縮まらず、残り30kmでもタイム差は5分超、
これは逃げ切りの可能性が出てきたよ……と思った矢先に
中央分離帯に選手が衝突する落車が発生。
ゴメスゴメスが立ち上がることが出来ていない。
リピートして見てみたら、自転車が跳ね上がっているのが見えました。
かなりの勢いでぶつかったようですからダメージも大きそう。
そしてこの落車の直後に集団が分裂、
先頭集団ではステーグマンスなどのクイックステップ勢が
チームTTよろしく全力で引きまくっています。
メンショフ、リッコが第2集団に、モローが第3集団に取り残されましたが、
懸命に前を追うものの差が詰まっていきません。
残り10kmを切り、逃げ4人と第1追走集団との差は約3分、
もう逃げ切りは確定的な状況。
さらに第2追走集団までは4分弱で第1集団とは45秒差、
第3追走集団は約5分差、ここにいるモローはかなりきつい。
逃げ4人の中ではフェイーリュが総合成績では一番上、
18秒差なのでマイヨ・ジョーヌもほぼ確定的かな。
ドゥムラン、ロンゴボルギーニ、フリッシュコーンが
ステージ優勝を争う形となるのか……と思っていたら
フェイーリュ以外の3人が先頭を引きたがらないという展開に。
分かりやすすぎだ。
逃げ4人の中から、残り1.5km付近でドゥムランがアタック。
これに反応したのはフリッシュコーン、
フェイーリュはマイヨ・ジョーヌの確保を最優先にし、
一番成績が近いロンゴボルギーニをマーク。
しかしロンゴボルギーニに脚が残っていないと感じたのか
フェイーリュは前の2人を追い始めます。
ここでロンゴボルギーニが脱落。
3人でのゴールスプリントは熱い展開、
追いついたフェイーリュがそのまま先頭に立ちましたが、
ドゥムランが再び追いつき再逆転すると、
そのままゴールラインまで逃げ切りました。
第1追走集団は2分03秒遅れでゴール、ここに86人。
4位マキュワン、5位ザベルとスプリンターが活躍しましたが……
この争いは先頭で見たかったな。
第2追走集団は2分41秒遅れでゴール、
リッコ、メンショフは38秒の遅れをとる事に。
第3追走集団は4分55秒遅れでゴール、
ここにいたモローはかなりのダメージです。
総合1位、マイヨ・ジョーヌは好走を見せたフェイーリュが獲得。
フェイーリュは新人賞も獲得。
ポイント賞のキルシェン、山岳賞のヴォクレールは変わらず、
・étape 3 成績
1位 5h 05m 27s サミュエル・ドゥムラン(COF)
2位 same time ウィリアム・フリッシュコーン(TSL)
3位 same time ロメイン・フェイーリュ(AGR)
・総合成績
1位 13h 27m 05s ロメイン・フェイーリュ(AGR)
2位 + 35s パオロ・ロンゴボルギーニ(BAR)
3位 + 1m 42s ウィリアム・フリッシュコーン(TSL)
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/300/classement/index.html
(ステージ成績と総合成績、他のポイント賞に関しても
タブをクリックすると見られます)
étape 4 Cholet → Cholet 【29.5km 個人TT】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/400/etape_par_etape.html
ほぼ平坦な個人タイムトライアル、
距離はそれほど長くないので大きなタイム差はつかなさそう。
TTスペシャリストの走りに注目です。
PR