大会公式サイト
http://www.tds.ch/tourdesuisse/generated/basic/liveticker.htm
8.Etappe, Bergzeitfahren Altdorf - Klausen-Pass【25km 個人TT】
コース図は上の公式サイトから
最終日を前にしての最大の勝負所、
山岳個人タイムトライアルがやってきました。
翌日が平坦基調のコースなのでここで勝負が決まります。
実況は白戸太朗さん、解説は別府始さん。
放送開始時点でのトップタイムは、
ルハノが出していた1h 00m 38s 49。
2位とは4分以上の差がついている事から、
とんでもないタイムだという事がうかがい知れます。
標高差1490m、25kmほぼ登りっぱなしという
力が試されるコースレイアウトになっています。
ルハノの記録に届きそうな選手が出ないまま
1分差以内につけているトップ6のスタートとなりました。
トップ6の中では、クレーデンが第1計測地点で19m 48sの好タイムをマーク、
他の上位勢が苦しんでいるので一気に逆転優勝もありえるか……
と思っていたのですが、2位のクルイジガーが
19m 13sで第1計測地点を通過。
ルハノよりも29秒早いトップタイムで入ってきました。
こうなると首位のキルシェンのタイムに注目が集まりましたが、
キルシェンは20m 06sで通過。
この時点でクルイジガーがバーチャルリーダーとなりました
第2計測地点では、クレーデンが41m 43sのトップタイム。
しかしクルイジガーは41m 11sと32秒上回るタイムで通過。
対するキルシェンは43m 27sと2分16秒遅れ、
これは致命的なタイム差になってしまいました。
6位クレーデンのゴールタイムは1h 00m 39s、
ルハノの記録には1秒届きませんでしたが好タイムで2位に浮上。
5位ロヴクヴィストのゴールタイムは1h 02m 30s、
5位のまま変わらずでしたが、クネゴに抜かれてしまったのは痛い。
3位アントンのゴールタイムは1h 02m 11sでゴール、
貯金を活かして何とか3位に滑り込みました。
2位クルイジガーのゴールタイムは1h 00m 22s、
終盤少しペースが落ちましたが、ステージ優勝だけでなく
総合優勝もほぼ手中にする見事な走りを見せました。
4位デヴォルデルのゴールタイムは1h 06m 52s、
アントンだけでなくクルイジガーにも抜かれてしまい
一気に順位を落としてしまいました。
1位キルシェンのゴールタイムは1h 03m 47s、
前年に続き今年もタイムトライアルで転落してしまいました。
総合首位のゴールデンジャージはクルイジガーが獲得
山岳賞のイグリンスキー、
スプリント賞のヴァイッスィンガー
ポイント賞のフレイレは変わらずでした。
・8. Etappe 成績
1位 5h 29m 23s ローマン・クルイジガー(LIQ)
2位 + 16s ホセ・ルハノ(GCE)
3位 + 17s アンドレアス・クレーデン(AST)
・総合成績
1位 31h 42m 31s ローマン・クルイジガー(LIQ)
2位 + 48s アンドレアス・クレーデン(AST)
3位 + 1m 55s イゴール・アントン(EUS)
http://www.tds.ch/tourdesuisse/2008/resultate.html
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