大会公式サイト
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5.Etappe Domat-Ems - Caslano【189.7km】
コース図は上の公式サイトから
序盤に1級山岳、そして終盤にも3級・2級と山が続きます。
総合タイム争いでも差が着く可能性があるステージ。
逃げの同行と総合上位を狙う選手の活躍が見られそうです。
実況は永田実さん、解説栗村修さん。
放送開始時点では、7人が逃げており150kmを越えた地点を走行中。
大集団とは3分強のタイム差がついていました。
この日のレースはハイペースになっているようです。
放送開始直後に追走していた何人かの選手が逃げ集団に合流、
さらに逃げ集団からモラビートが抜け出し、
モラビート ~ 追走9人 ~ 大集団という形になりました。
追走の9人は牽制が入ってしまいペースダウン、
あっという間に大集団に追いつかれてしまいました。
モラビートの単騎逃げの状態で2級山岳Cademarioに突入。
ここで1分近くあった差が見る見る縮まると、
まずは集団から抜け出したブルグハートらが抜け出しモラビートに合流。
しかしsれをデヴォルデル、イワノフの2人が一気に抜き去ります。
大集団もペースアップで人数があっという間に減少。
もう30人いるかいないかという状態に。
デヴォルデルがイワノフを切り離しましたが、
アンディ・シュレク、フランク・シュレク兄弟が次々とアタック。
これでフランク・シュレクが抜け出しに成功、
集団との差を少しずつ広げていきます。
2級山岳Cademarioの山頂で先頭2人と
主力属するメイン集団とのタイム差は20秒
そして後から抜け出していたたフォーテンが下りでシュレクに合流、
これで逃げ集団は2人となりました。
大集団は牽制がされているのかペースが上がらず
2級山岳後の小さな丘を越えた所でもタイム差は縮まっていません。
残り5kmで30秒あまりと逃げ切りも見えてきた最後の下り区間で
とんでもないアクシデントが発生してしまいました。
右カーブでフランク・シュレクがオーバーランし
ガードレールにぶつかった弾みで体が浮き、
崖下へと落ちていってしまいました。
思わず息を呑んでしまいましたが……
フランク・シュレクは自ら這い上がり再スタート、
大きな怪我は無いようで本当に良かったですよ。
この事故もあり、レースは全体的にスローダウン。
逃げていたフォーテンは追い上げられる事無く
そのままゴールまで走りきりました。
上位勢の集団からはイワノフが飛び出しましたが、
それ以外はゴールスプリントで争うのみ。
大きなタイム差はつかずに一団でゴールしました。
しかしクネゴ、クレーデンは集団から遅れてゴール、タイムを失いました。
落車したフランク・シュレクは2分49秒遅れでゴール。
見た感じ大きな問題は無かったようで何よりです。
総合首位のゴールデンジャージはアントン、
山岳賞はロースリ、
スプリント賞はヴァイッスィンガー
ポイント賞はフレイレ、全員変わらずでした。
・5. Etappe 成績
1位 4h 47m 31s マークス・フォーテン(GER)
2位 + 50s セルゲイ・イワノフ(AST)
3位 + 57s マーカス・ツベルグ(GST)
・総合成績
1位 21h 25m 12s イゴール・アントン(EUS)
2位 + 06s キム・キルシェン(THR)
3位 + 18s オリバー・ザウグ(GST)
http://www.tds.ch/tourdesuisse/2008/resultate.html
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