表紙はリードーとしてハドルの中央に立つセナ君……
連載当初の頃からは考えられない成長振りですね。
でも最初の話でいきなりエクスチェンジミスの話をぶつけているのは
作為的なのかもしれないね、これ。
本編の方は白秋戦での泥門の反撃。
神龍寺戦に比べると個々の戦いよりも
専門的な部分がフューチャーされているので
派手さはなくなっているかもしれませんが……
モバイルQBならではのクォーターバッキング、
QBスパイ、スタンツ、キック時のシームなど
試合内容の描写は高度になっていて
アメフトの面白さを描こうという意欲が感じられますし、
戦術的にもより深い内容に挑戦している感じがします。
僕としてはこのような描写が楽しく感じられるのですが、
あまり勉強したがらない人には受け入れにくくなっているのかもな。
カバー下(表紙裏)のムサシの1人きりのキック練習に泣いた。
ネットは有るけど立てる道具が無いのか……
買ってあげてよヒル魔さん。
集英社
村田 雄介(イラスト)
発売日:2008-06-04
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