大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/it/
17°Tappa SONDRIO - LOCARNO【146Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T17_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T17_alt.jpg
休息日が開けラスト5日間がスタート。
休息日明のこのステージは、山岳ポイントが1つだけ
最後は下りというスプリンター向けのコース設定。
距離も短いので今日は総合上位勢はお休みになりそうです。
実況は谷口広明さん、解説は今中大介さん。
放送開始時点では3人が逃げており、65km地点付近を走行中。
大集団とは7分10秒の差がついていました。
平坦基調のステージという事で展開は緩め。
逃げている3人ユゲ、ガヴァッツィ、イグナチェフは
総合で1時間以上遅れているので総合争いでは脅威では有りません。
しかしスプリント勝負に持ち込みたいチームの思惑で、
通常よりも速いペースでタイム差が詰まっていきました。
3級山岳Passo Monte Ceneriの登りで、
逃げ3人からユゲが遅れ始め脱落。
山頂で逃げ2人と大集団とのタイム差は1分56秒。
残りは30kmあるので完全に射程圏内に捉えました。
逃げから遅れたユゲは残り25km地点付近で大集団に吸収。
かたや逃げ2人の方ではイグナチェフがアタック、
この動きにガヴァッツィはついていく力が残っておらず
イグナチェフの単騎逃げの形となりました。
単騎逃げになったイグナチェフですが、
1人になってからも懸命に踏んで逃げ続けます。
しかし残り10kmでは45秒差と厳しいタイム差まで詰められてしまうと、
残り5kmのアーチの所で大集団からフォイクトがアタックしますが、
集団がすぐさま潰しに来た為失敗。
このペースアップでイグナチェフとの差が一気に縮まり、
イグナチェフは逃げを諦めました。
これで集団は一団となりました。
ゴール前の道が狭かった為、早めに集団前方に出ていた
ハイロードが主導権を握ったまま進行。
狭い道で他のチームはなかなか前に出られません。
ゴール前最後の左カーブ、ベッティーニは膨らんだ選手に
走路をふさがれスピードダウン。
ベッティーニはこの日も勝てませんでした。
ハイロードがトレイン状態のままゴールスプリントへ。
アシストのグライペルがカヴェンディッシュを導くと思いきや……
グライベルに届く選手がいない事を確認したカヴェンディッシュが
そのままステージ優勝を譲り渡しました。
グライペルはグランツール初優勝。
グライベル、カヴェンディッシュのハイロード1・2フィニッシュ。
ハイロードとしては仕事が結実した形となりました。
集団は中切れを起こしていましたが、総合上位勢にタイム差はつかず。
総合成績に変化はありませんでした。
4賞ジャージは変わらず、
マリア・ローザはコンタドール、
マリア・ヴェルデはセッラ(ポイントでは確定)、
マリア・チクラミーノはベンナーティ、
マリア・ビアンカはリッコ。
・17°Tappa 成績
1位 3h 27m 05s アンドレ・グライペル(THR)
2位 same time マーク・カベンディッシュ(THR)
3位 same time ダニエーレ・ベンナーティ(LIQ)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=17&c=
・総合成績
1位 72h 14m 40s アルベルト・コンタドール(AST)
2位 + 41s リカルド・リッコ(SDV)
3位 + 1m 21s ジルベルト・シモーニ(SDA)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=17&c=CLGEN
細かい起伏が続くステージ。
平地系のステージはこれが最後なのですが、
スプリンターにとってはちょっと厳しいステージかも。
18°Tappa MENDRISIO - VARESE【147Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T18_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T18_alt.jpg
PR