大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/it/
9°Tappa CIVITAVECCHIA - SAN VINCENZO【218Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T09_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T09_alt.jpg
終盤に平坦小さな丘が2つありますがほぼ平坦基調、
丘をうまく処理出来れば、久しぶりにスプリンターの
出番が来そうなステージですが……
休息日前なので捨て身の逃げにも期待です。
実況は谷口広明さん、解説は別府始さん。
放送開始時点ではクリストソフとビュファーズの2人が逃げており
120kmを超えたところを走行中、大集団とは9分05秒の差がついていました。
休息日前、しかもほぼ平坦という事で
レースはいつもよりものんびりムードで進行していました。
スプリントポイントでは逃げ2人はビュファーズが前で静かに通過、
大集団は7分29秒差で通過しましたが、
ベンナーティがポイントを稼ぐべく3位通過。
さらにロワがエキスポミラノ2015ポイントを稼ぐ為に4位通過。
3級山岳Campiglia Marittimaの山頂はクリストソフが先頭で通過。
山岳賞ジャージを着たセッラは大集団から抜け出して3位通過、
きっちりと山岳ポイントを加算しました。
大集団はセッラから遅れる事9秒、逃げ2人から4分53秒遅れで通過。
残り42kmで4分53秒差は、逃げが2人という事を考えると
射程圏内に収めてきたという感じかな。
この後大集団はじわりじわりとタイム差を縮めていきます。
ペースが上がる集団の中でサヴィーニが落車、
溝に落ちて大きなダメージを負ってしまったようで
一度は自転車に乗ったものの救急車で運ばれていきました。
最後は周回コースなのでゴール地点を一度通過、
ここで逃げ2人と大集団との差は2分18秒、
残り23kmあるのでスプリント勝負に持ち込まれそう。
残り20kmほどの所にあるSan Carloの丘の登りでトンティがペースアップ、
クイックステップが集団に攻撃を開始しました。
しかし有力選手はこの動きにしっかり対応、
あまり人数は削られませんでした。
登りの最中でベッティーニ、セッラ、リッコの3人が抜け出しましたが、
力を使いたくないリッコが先頭交代を渋った為追走集団は形成されず、
リッコ、ベッティーニは集団に戻りました。
セッラは単騎で逃げを続け、先頭の2人に追いつき
そのままの勢いで抜け出しましたが、セッラも含めて逃げていた全員が
残り10km手前で吸収され、集団は1つになりました。
ペースが上がっていた集団の中でビンヘン・フェルナンデスが落車、
こちらは立ち上がる事も出来ず救急車で運ばれました。
激しいレースとは言え1日に2人も救急車で運ばれるのを見るのは
ちょっと悲しいですよ……。
リクイガス、ハイロード、ミルラム、サイレンス・ロットなど
スプリントに勝負をかけるチームが激しい位置取り争いを繰り広げながら
残り距離がどんどんと無くなっていきます。
残り1kmを切った所で、先頭を引く選手がいなくなり
集団が横に大きく広がります。
仕事を追えた下がる選手と上がりたい選手とが
混沌とした状況でゴールスプリントへ。
フェルスターの仕掛けでゴールスプリントがスタート。
ベンナーティ、ベッティーニがフェルスターをかわし
ほぼ横一線状態でゴールイン……
ビデオリプレイの結果、タイヤ半分も無い小さな差で
ベンナーティがステージ優勝を飾りました。
ベッティーニは2日連続で2位、勝てないなぁ。
3位にマキュワン、4位ザベルとスプリンター勢揃いでした。
ゴールスプリント時に集団が中切れし、
36位以降に4秒差がつきましたが大勢に影響はありませんでした。
4賞のジャージはこの日もポイント賞だけ移動、
マリア・ローザ & マリア・ビアンカはヴィスコンティ、
山岳賞マリア・ヴェルデのセッラは変わらずでしたが、
ポイント賞マリア・チクラミーノは
ステージ優勝したベンナーティが取り戻しました
・9°Tappa 成績
1位 5h 30m 06s ダニエーレ・ベンナーティ(LIQ)
2位 same time パオロ ・ベッティーニ(QSI)
3位 same time ロビー・マキュワン(CSF)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=09&c=
・総合成績
1位 42h 14m 16s ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(QSI)
2位 + 34s マティアス・ルス(GST)
3位 + 5m 53s ガブリエーレ・ボシージョ(LPR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=09&c=CLGEN
休息日明けは個人タイムトライアルでスタート、
距離はそこそこ、登りもあるので
そんな選手がタイムを出してくるのか読めません。
10°Tappa PESARO - URBINO【39.4Km 個人TT】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T10_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T10_alt.jpg
PR