大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/it/
7°Tappa VASTO - PESCOCOSTANZO【180Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T07_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T07_alt.jpg
今年のジロ初の山頂ゴールのステージ。
3級・1級・2級と登った後の頂上ゴールという事で
選手たちには大きな負担がかかるコース設定。
総合順位に大きな変化が出そうです。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では逃げ7人、追走32人、そして大集団という形で
120km地点付近を走行中、先頭から追走集団まで3分10秒差、
大集団までは5分半の差がありました。
放送開始直後に先頭7人から2人が脱落、追走もややばらけ気味と、
最後の山岳を前に各チーム・各選手の思惑が入り混じった
複雑なレース展開になりつつあります。
1級山岳Rionero Sanniticoの山頂は
セッラが先頭で通過し山岳ポイントをゲット、
山岳賞ジャージの為にきちんと仕事をこなします。
追走集団は1分54秒遅れで通過、
総合上位勢の揃う大集団は6分19秒遅れで通過しました。
追走集団はペースが上がらず、先頭との差が開き始めますが、
大集団の方は少しずつタイム差を縮めていきました。
大集団が30kmのアーチをくぐった直後に、
逃げ5人が25kmのアーチを通過。
この時点でタイム差は約6分、最後が登りとは言え
また逃げが成功しそうなタイム差になってきました。
いよいよ2級山岳Pietransieriの登りに突入。
大集団ではスペツィアレッティがペースを上げて
集団を破壊しにきました。
この動きでマリア・ローザのヴィスコンティが遅れ始めます。
しかしヴィスコンティを百戦錬磨のベッティーニがエスコートし、
平均ペースで登坂を続けていきます。
同タイムで2位のルスもヴィスコンティをしっかりマーク、
このステージでもこの2人の争いが見られそうです。
先頭5人からはバリアーニが脱落し4人に。
そして大集団ではピエポリが単騎で抜け出しに成功すると、
しばらく後にはディルーカとリッコがアタック、
この仕掛けにはコンタドールとホアキンロドリゲスの2人が
追いつきましたが、ホアキンロドリゲスはすぐに脱落、
優勝候補を中心とした4人が強力な追走集団を形成しました。
2級山岳Pietransieriの山頂はセッラがトップ通過、
順調に山岳ポイントを重ねていきます。
追走の4人は2分38秒遅れで通過。
さらに他の優勝候補が属する第2追走は3分04秒遅れで通過。
このステージだけで少しタイム差がつきそうな感じです。
残り10kmを切り逃げ4人からまずはセッラがアタック、
このアタックは決まらなかったのですが、
カルデナスがこのアタックで切り離されてしまいました。
追走4人が映し出されている間に、
先頭ではボシージョが抜け出しに成功しました。
後で調べた情報によるとセッラがパンクをしてしまった模様。
最後の登りが強い選手だけにこのタイミングでのパンクは痛すぎる。
先頭の3人は完全にばらける形となりました。
ばらけた3人のタイム差はほとんど変わらないまま最後の登りに突入。
ボシージョはここでも力強い走りを見せ
そのままゴールまで押し切りました。
ボシージョは総合でも3位に浮上。
キリエンカが46秒遅れでゴール、
優勝を狙えたセッラは1分02秒遅れと残念な結果に。
しかし5位まで全てがコンチネンタルプロチーム、
今年のジロはコンチネンタルチームが熱いですよ。
追走4人はディルーカとリッコが2分04秒遅れでゴール、ピエポリは2分07秒遅れ、
最後に離されたコンタドールは2分10秒差。
レベッリン、クレーデンなどが属する第2追走集団は
2分55秒遅れでゴールしました。
4賞のジャージは変わらず。
ヴィスコンティがマリア・ローザとマリア・ビアンカを守り
山岳賞マリア・ヴェルデはセッラ、
ポイント賞マリア・チクラミーノはベンナーティ。
チーム総合ではCSFグループナヴィガーレが1位、
ティンコフが3位とコンチネンタルプロチームが頑張りを見せています。
・7°Tappa 成績
1位 4h 45m 05s ガブリエーレ・ボシージョ(LPR)
2位 + 46s ヴァシリ・キリエンカ(TCS)
3位 + 1m 02s エマヌエーレ・セッラ(CSF)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=07&c=
・総合成績
1位 32h 03m 01s ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(QSI)
2位 + 9s マティアス・ルス(GST)
3位 + 5m 43s ガブリエーレ・ボシージョ(LPR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=07&c=CLGEN
序盤の山岳地帯を抜けた後は一気に下り平坦基調のコースへ。
しかし地味にアップダウンがあり、最後も登りゴール
ここでも小さなタイム差がつきそうな感じがします。
8°Tappa RIVISONDOLI - TIVOLI【208Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T08_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T08_alt.jpg
PR