大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/it/
5°Tappa BELVEDERE MARITTIMO - CONTURSI TERME【203Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T05_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T05_alt.jpg
序盤に大きく登り、さらに後半にもう1回登り、
最後のゴールぬ向けては3kmで200mの登りと
選手に負担を強いるような小さな起伏が続くコースです。
実況は谷口広明さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では5人が逃げを決めており、
142.6km地点のスプリントポイント直前を走行中、
集団とは約8分の差がついていました。
残り40km付近でコースには雨が降ってきまして
カッパを着る選手も出始めました。
逃げ5人と集団とのタイム差は5分超、
最後に登りがありますが、逃げ集団は5人ですから
微妙なタイム差になってきている感じです。
タイム差は少しずつ詰まっていきましたが、
リーダーを抱えるリクイガスは、1分57秒遅れのペレスのタイムを目標に
マリア・ローザを守れば良いという感じで5人を積極的に追っていません。
残り20kmで2分40秒差、1分/10kmの追撃ペースから考えると
ここでもギリギリのタイム差になっています。
大集団では引いていたLPRブレーキが引くのをやめペースダウン、
タイム差の縮まりが鈍くなっていました。
残り10kmで2分10秒差、逃げ切りの可能性も大きく出てきました。
大集団のペースは上がらず、残り5kmで1分50秒差
逃げ5人の逃げ切りがほぼ確定的になってきました。
5人は最後の登りに突入、3kmで200mを登る最後の勝負所。
一団となって登っていた5人ですが、
まずはフローリンガーが仕掛けて戦闘開始。
フローリンガーのアタックは失敗、
続いて仕掛けたペレスも吸収されましたが……
残り1kmでのブルのアタックが決まりました。
このブルのアタックを追おうとしたミラーはペダルが外れ
自転車をコース外に投げ飛ばしました。
逃げ5人の中ではスプリント力がある方で
優勝を狙える位置だったのですから、この怒りは理解できます
ブルの仕掛けに対して、ミラーを除く3人はお見合い状態、
一気に差が開いてしまいました。
ブルはこの貯金を生かしてゴールまで逃げ込みました。
コンチネンタルプロのティンコフに属するブルが
嬉しいグランツール初優勝を飾りました。
総合上位勢は集団でゴール、タイム差はつきませんでした。
この日は各賞ジャージは変わらず、
総合首位のマリア・ローザはペリッツォッティ、
山岳賞マリア・ヴェルデはセッラ、
ポイント賞マリア・チクラミーノはベンナーティ
新人賞マリア・ビアンカはポッソーニ、となりました。
・5°Tappa 成績
1位 5h 04m 52s パヴェル・ブル(TCS)
2位 + 4s ヨハネス・フローリンガー(GST)
3位 + 10s ルイス・フェリペ・ラベルデ(CSF)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=05&c=
・総合成績
1位 21h 46m 49s フランコ・ペリッツォッティ(LIQ)
2位 + 1s クリスチャン・ヴァンデヴェルデ(TSL)
3位 + 7s ダニーロ・ディルーカ(LPR)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/classifiche/it/classifica.shtml?t=05&c=CLGEN
細かい起伏があり、距離は最長の265km。
山岳ではありませんが、難ステージの1つとなりそう。
総合成績に関係の無い選手の動きに注目です。
6°Tappa POTENZA - PESCHICI【265Km】
コース図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/planimetria/img/T06_plan.jpg
コース断面図
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/altimetria/img/T06_alt.jpg
PR