テレビでインタビューなどを聞いていると、
「……で、……で、……(以下略)」
「……だから、……なので、……(以下略)」という感じで、
文章を区切らず話す人を良く見かけます。
小学生ぐらいだったら「仕方ないかな」とも思うのですが、
大人がこのような話し方をしているとがっかりしてしまいます。
文章を区切らず繋いでいくと、主語と述語の関係が
分かりにくくなり、理解しにくい文章になってしまいます。
文章などは、普段の生活での癖がそのまま出てしまいます。
ですので仕事先でも、普段話すときから気をつけろと
言っているのですが……なかなか癖が抜けなくて大変です。
「ドラゴン桜」では「一文二義」が良しとされていましたが、
それでは書ききれない場合も出てきます。
という事で、なるべく「一文三義」までという自分ルールを作り、
さらに「なるべく平易な言葉を使うこと」
「簡潔な文にまとめ、テンポを重視する」の
2つを心がけるようにしていますいます。
一文二義と一文三義について(ドラゴン桜11巻より引用)
「明日は晴れる」
「明日は晴れるので、洗濯物を干そう」
「明日は晴れるので、洗濯物を干そうと、母が言っていた」
上から一文一義、一文二義、一文三義の例です。
一文一義の文では、文が細切れになって理解しにくくなります。
一文三義の文では、主語述語が多くなり、
文章構造の理解がしにくくなります。
確かに一文二義が理想的だと思われます。
しかし、それに縛られていては文の流れが損なわれる
場合があるので、臨機応変に対応する必要があります。
その臨機応変な対応が出来るようになるには、
文を書く・読むという基本的な事が大事。
他の人の文を読み、良い所を自分のものにしていく、
結局、何事も学習に繋がるってことですかね。
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