明日、ガソリン税を含む暫定税率が今日で期限切れになります。
値段が下がるのは一消費者としては嬉しいのですが、
多くの問題が発生するので手放しでは喜べません。
自治体の中には道路工事の進行を遅らせる事も検討しており、
道路開発の遅れによる経済的損失が出てくるでしょう。
さらに建設会社の倒産という事態が出てくる可能性も……
今回の暫定税率の話とは直接関係ないですが、
公共工事の削減の影響で県内でもトップクラスの建設会社が
倒産したばかりなので、ここで税金の流れが止まると
倒産の影響で体力の落ちている会社が次々と倒れる事になるかも。
そしてスタンドの経営者も大変。
今日、行きつけのスタンドに給油に行ってきたのですが、
買い控えが顕著に現れているとの事。
4月になっても高値で仕入れた分が無くならない限り
値下げは出来ないのですが……
どこかが値下げしたら追従しないと仕入れ分が捌けなくてアウト、
値下げしたとしたら仕入れ値より安く売る事となりこちらもアウト。
全部のスタンドで同じ日に3月までに仕入れた分が無くなれば
問題はないのだけど、そんな事はありえないから難しい選択を迫られる事になる。
という感じの事を聞かされ、かなり困っているという感じでした。
今回は数ヶ月で値段が戻る可能性が高いので、
また戻る時に混乱が引き起こされそうですし……
正直そのままにしておいてもらった方が良かったのにな。
庶民の事を考えてとか言っているけど、
建設会社やスタンドの人は庶民には入らないのか?
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