たかがシャーペン、されどシャーペン(from タケルンバ卿日記)
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20080326/p1
小学生にシャーペンを使わせるのは個人的には反対。
上の記事のように、削るという行為に教育的意味を持たせれば、
様々な道徳的観念も育ちそうなので、その点では意味があるかも。
何よりも筆記具に慣れていない子供に、
基本的に同じサイズになっている鉛筆を使わせる事によって
綺麗な持ち方を身につけさせられるのでは、と思うのですよ。
綺麗な持ち方というのは手にかかる負担を減らす事になります。
長時間の勉強でのライバルは集中が切れる事ですが、
手の疲れや痛みも要因の1つになるのですね。
ですので、手に負担がかからない様に綺麗に鉛筆を持ち、
濃い目の鉛筆で余計な力をかけずに書き込めば、
かなり長い時間の勉強を続けても手は疲れにくくもなるでしょう。
高校に入るまではシャーペンを使わせてくれませんでしたし、
その鉛筆も2Bという濃い物を使わされていましたが
今になって振り返ってみると、その狙いが分かります。
少ない経験の中での印象ではありますが、
力を入れて書いている子の多くに
集中力が長く続かない傾向がある事を感じています。
シャーペンに比べると便利さには欠ける鉛筆ですが、
使いようによっては教育的効果を引き出せる面白い道具かも。
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