個人的にはスキー競技を漫画化するのはかなり難しいと思っています。
ノルディックはマラソンなどの長距離走と同系列と言えなくもないので
これが一番やり易いとは思いますが、
アルペンは技術的な部分は成熟しきっていますし
ジャンプに関しては技術的な発展も小さければ
競技自体のプレイ時間がとてつもなく短いので
描写できる部分がかなり限られてきます。
しかし岡本倫さんは、その難しいジャンプ競技で
新しい連載作品を作り上げてきました。
しかも王道的なスポーツ作品……と思ったら主人公が女性でした。
女性ジャンパーはいない訳ではないですし、
大会自体も開かれているのですがまだまだマイナーな存在。
でも主人公は男性のフリをして飛んでいるのですが……。
なんでそんな事をしているのかはまた全く触れられていません。
さらに言えば、主人公の野々宮雄太自身にも大きな謎が……
岡本倫さんのエルフェンリートとは違った味付けに期待です。
集英社
岡本 倫(著)
発売日:2008-03-19
発送時期:通常24時間以内に発送
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