étape 4 Montelimar - Station du Mont Serein Mont Ventoux 【176km】
コースレイアウト
http://www.letour.fr/2008/PNC/COURSE/fr/400/etape_par_etape.html
1級山岳の頂上ゴール、モンヴァントゥを舞台とした
今年のパリ~ニース最大の山場がやってきました。
実況は谷口広明さん、解説は今中大介さん。
放送開始時点では逃げている4人が135km地点付近を走行中。
大集団とは6分弱の差がついていました。
この日は平均時速が43km/hを超えており
かなりのハイペースでレースが展開しています。
残りは40kmを切っていますが、最後が1級山岳なので
このタイム差はそれほど大きな差とは言えません。
モンヴァントゥの入り口では逃げと大集団のタイム差は4分強。
そして登りに入ってすぐに逃げ4人の中から
フォイクトが仕掛けて抜け出しました。
この動きにアイゼル、テルプストラの2人は置いていかれ、
唯一追う姿勢を見せたクチンスキーも追いつく事は出来ず
フォイクトが単騎逃げの形となりました。
大集団は厳しい登りで徐々に人数が絞られていきます。
残り10km地点では上位勢の多くは集団に残っていました。
フォイクトに置き去りにされたメンバーが集団に吸収されましたが、
まだフォイクトとのタイム差は2分ほど残っています。
この後クイックステップ勢が集団の前を引きペースアップ。
この動きで遅れたのはマイヨ・ジョーヌを着たシャヴァネル。
まだ5km近くも登坂が残っているのにこれは厳しい。
さらに山岳賞ジャージを着たロテレリーが仕掛け
総合2位のサンチェス、そしてクネゴあたりが遅れ始めました。
集団はヘーシンク、シュレク、ポポヴィッチ、エヴァンスの4人だけに。
ヘーシンクが強烈な勢いで引きでフォイクトとのタイム差が一気に縮み、
残り4kmを切った辺りで4人がフォイクトを飲み込みました。
集団にとどまろうとしたフォイクトでしたが、
ヘーシンクの引きについていけず脱落。
さらにはシュレク、ポポヴィッチも遅れ始め、
先頭はヘーシンク、エヴァンスの2人だけに。
シャヴァネルはすでに2分以上後方、
山岳ステージの厳しさが感じられる展開です。
2人は一騎打ちの状態のままで登坂を終了、
そのままゴールスプリントになだれ込みましたが、
最後はエヴァンスがきっちりさしてステージ優勝を獲得。
ステージ2位に終わったヘーシンクですが、
総合では首位に躍り出てマイヨ・ジョーヌを獲得しました。
・étape 4 個人成績
1位 4h 32m 56s カデル・エヴァンス(SIL)
2位 same time ロベルト・ヘーシンク(RAB)
3位 + 33s リナルド・ノチェンティーニ(ALM)
・étape 4 終了時 総合成績
1位 17h 10m 12s ロベルト・ヘーシンク(RAB)
2位 + 32s ダヴィデ・レベッリン(GST)
3位 + 35s リナルド・ノチェンティーニ(ALM)
http://www.letour.fr/2008/PNC/LIVE/fr/400/classement/index.html
étape 5 Althen-des-Paluds - Sisteron 【172.5km】
コースレイアウト
http://www.letour.fr/2008/PNC/COURSE/fr/500/etape_par_etape.html
PR