アイシーの話ですが、先週の時点で感想サイトのいくつかで
セナ君にダメージが残っていないのがおかしいと
書いていた人が多く見られました。
これらの感想を見て「少し結論を急ぎすぎているのでは」と思いました。
まだ話が終わっていない状態で色々言っても構わないとは思うのですが……
何でもかんでも「後付け」という表現を使ってしまう
昨今の感想にはちょっと疑問があるのです。
何でもかんでも前に説明が無ければ、
もしくは全てに説明が無ければ、という考えは
作品の展開の広がりを狭めてしまう事になりかねないと思うのですよ。
実際、今週の展開でダメージの話が出てきました。
試合中に痛みを忘れてプレイするのは良くある事ですから、
セナ君のダメージをこういう形で使いたかったので
その時に描写をしなかったと理解できる展開でした。
倒置的な表現として時間軸を前後させて印象度を増す手法は
ページ数が少なく、1週ごとに盛り上がりを作る必要のある
週刊連載作品には無くてはならない物だと思っているのです。
だからこそ、その週の話だけで判断するのではなく
ある程度区切りがつく所まで見守り、
それでいても説明が無いと思われたら問題視する、
そうしても遅くないのでは?と僕は思うのですよ。
例えは悪いかもしれませんが、
その週までの情報だけで意見してしまうのは、
問題文を最後まで読まないままテストで解答を始めるような事と
似ていると感じてしまうのですよ。
こういう事は極端に避けたいと思ってしまうのは
職業柄なのかもしれませんけど。
まだ書きたい事もあるのですがとりあえず今回は締め
この後の「▼」内は、ある方への返信。
なんで拍手コメントしかしないんだろうね……
もっと見えるようにコメントすれば良いのに。
他のblogでも暴れていたあの子を思い出しますわ。
拍手コメントで昨日アップしたアイシー感想に対して
こんなコメントが入っていました。
>スナップに少しの狂いも許されないなら、
>余計に他人任せにしちゃダメでしょ。論理破綻してますよ。
他の人がスナップをしたら100%失敗すると書いたのであれば
この論理は成り立つでしょう。
でもそんな事は書いていないのだけどな。
栗田君をスナップの後に峨王とぶつからせる事と
他の人にスナップをさせる事とで
どちらが良いかなんて比べられないのですよね。
栗田君がスナップをして峨王にやられたら結果的には悪い選択だし、
十文字君のスナップでミスしたとしてもそれも結果的には悪い選択。
結果論でしか語れないのです。
だからこそ、栗田君の意気を尊重し
なおかつ選手の気持ちが高まる今回のように
十文字君がスナップ、峨王と栗田君のサシの勝負を
選択したとも考えられたのですが、
わざわざここまで書いたら無粋かなと思って
省略したのが拙かったですかね。
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http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/1591/倒置的表現もありじゃない