(間違えて18巻と書いていました、何やってるの、俺。)いま一押し「ONE OUTS」の最新刊16巻が発売されました。
トレードを駆使して能力の高いチームを集めたマリーンズと、
稀代の勝負師である主人公渡久地率いるリカオンズによる
首位攻防戦が描かれているのですが……
これがとてつもなく面白かったのですよ。
特に面白いと思ったのは、同じ野球マンガの
「おおきく振りかぶって」でも扱われていた「集中」について。
ともに「無になる」という結論は同じであるにもかかわらず、
集中状態への持って行き方に大きな差が……。
以下ネタバレになるので「▼」内に収納します。
(編集しなおす前にネタバレ見ちゃった方、申し訳ないです)
「おお振り」では集中状態を作るために、
サードのランナーを使っての反射を利用。
サードランナーを見る→反射→集中状態という訓練を行い、
実戦で緊張する場面でも集中がすばやく行えるように訓練しました。
対して「ONE OUTS」の方では、札束をちらつかせる事によって、
雑念の払拭させた上にリミッターの解除(火事場の馬鹿力)を
同時に引き出すという荒っぽい手法を使いました。
ピッチャーは、ストライクが入らなかったら100万円の支払い、
(良い球でストライクが入れば逆に50万円ゲット)
このような方法で投球に集中させ、
打者を意識外に無理やり持っていかせました。
こんなの高校野球マンガでは絶対描けない方法ですね。
PR
http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/159/「ONE OUTS」16巻