>日本人は“コンピュータは壊れないもの”と思っている
>ふしがあると聞いたことがある。
from まなめはうす(日記 3/4)
これはコンピュータに限らないんだな、これが。
日本製品の品質レベルが高くなってからは
白物家電はかなり長い期間使えるようになり
そういう考え方を持つ人が増えてしまっている感じです。
最近ではコンピュータ制御のものが増えてきたので
以前ほど買い替えの期間が開かなくなりましたけど、
純粋な白物家電は平気で10年・15年と活躍し続けていましたから
そういう考えを持ってしまうのも理解できなくもないのですが。
周りにいる普段からPCを扱っている職業の人は、
「PCは壊れる可能性がある」と認識している人が多いです。
実際、そのような職についている友人のほとんどが
いざという時の為に2台目のPCを用意しています。
多い人は10台位もっていましたが……これは持ちすぎとしても、
壊れる可能性があるのだから、バックアップ代わりに使える
1台を用意しておくのは当たり前という認識が出来ています。
PCに依存しているわけではないですけど、
同じ事がいつでも出来るように備えておくのは
ごく自然な事だと思うのですが……
白物家電などの優秀さを見てきている人たちは、
コンピュータが如何に壊れやすい存在なのかを分かっていないのかも。
同人サイトを見ていると「PCが壊れたので……」という
報告がある事が多い事多い事。
デジタルでマンガを描いている人にとって「PCが壊れた」は
アナログ時代の「ペン先の買い置きを忘れました」とか
「トーン切らしました」と同義でしょう。
いや、簡単に買い足せないという点を考えればもっと深刻な事のはず。
そういった不測の事態に備えていないのは
危機管理が出来ていないと思ってしまうなぁ。
自分なんて原稿消失が怖いから、
PCとUSBメモリー両方にファイルを保存する癖をつけ、
いざという時でも被害を最小限にしようとしているのだけど。
この記事もメモ帳で編集してコピーしていますが、
理由は同じく原稿消失が怖いからですし。
PCは壊れる可能性を持つ物、その日は突然やってくる。
壊れた時に笑い飛ばせるように備えておくべきだと
まなめさんの日記を読んで改めて思いましたよ。
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