今回のテーマは「フーリエ」
学生時代に矩形派がフーリエ級数を使って近似できる事を知り
「フーリエさん凄い」と感心させられたそのフーリエさんです。
・問題
積み木がピラミッド状に5段積んであります。
1番下の段には1桁の異なった1から9の数字が入ります。
隣り合う2つの数字の和を上の段に記入していき
1番上の数字が100になる時
1番下の段の数字の和は最小でいくらでしょう?
最下段に入る数字を a,b,c,d,e とすると
一番上の段は a+4b+6c+4d+e となります。
ここまでのやり方はマス北野も東大生も間違っていなかったのですが、
最後の処理の仕方で誤ってしまったようでした。
入試でもよくある整数系の問題なので、
落とし穴に引っかかりやすいのも理解できます。
普通だったら c=9 としたくなるのですが、
この時はa,eの数字が大きくなってしまう為、
c=8 とした方が最下段の数の和は小さくなるのです。
この問題は地道な計算とシステム面の考察を
上手く組み合わせていくのがポイントとなるのですが……
誰も正解が出せなかった事に驚きました。
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