夏見、日本選手初の表彰台 スキーW杯距離
ジャンプ系 & ノルディック複合では、
近年こそ低迷しているもののオリンピックのワールドカップでの
優勝はかなりの数に上ります。
またアルペンでは佐々木明が2位を3回、岡部哲也が2位1回、
木村公宣、川端絵美が3位(全て回転競技)と
何人かの選手が表彰台に登っていました。
しかしクロスカントリーの世界では、
これまで表彰台に上った選手は皆無だったのです。
その堅い門を開いたのが今回の夏見円選手。
勝ち残り形式のレースの決勝で6人中3位に入り
見事に日本人初の表彰台を勝ち取りました。
僕がやっていたのはアルペン系なのでその点から話を進めますが、
日本人の体格だと最もテクニカルな回転競技以外では
世界レベルにはなかなか届かないのが現状です。
個人的には、スキー競技の中でノルディック競技は
最も体格差が補いにくい競技だと思っています。
その競技での表彰台……80年近くの歴史で初という事からも
偉業だった事が理解してもらえると思います。
惜しむらくは今年がちょうど夏のオリンピックイヤーだという事。
次の冬季五輪は2年後なんですよね……
そこまで力を維持してくれれば、五輪初のメダルも夢ではないかも。
2年後の楽しみがまた1つ増えました。
PR