最近は、理系に進もうとする人が多いようで、
いつもは6:2の文系理系の割合が、
今年は4:4になっている学校もあると聞き、
かなり驚かされました。
理系は……高校・大学ともにとても大変なんです。
高校では、受験に必要な教科数がかなり多くて、
夏休み無しで学校に通っていた人が多かったです。
大学では、4限(16:15)までの実験のはずが、
思うような結果が得られずに23時過ぎまで
実験室に缶詰なんて事もありました。
また、手を抜かなければ100ページを超えるような
レポート課題を1週間でやれと言われるなど、
生活がボロボロになるような事がほとんどで、
遊んでいる大学生なんて周りには居ませんでした。
しかし……就職が楽なんですよね。
僕は訳有って就職活動はしなかったのですが、
同学年では就職を目指していた人は全員が就職出来ていました。
最下層に近いけど、一応国立大学だからか
どんどんと就職が決まっちゃうんですよ。
教授からの斡旋が多かったという事も有りますけどね。
(企業側が人材を確保する為に、教授からゼミ生を推薦してもらう
というシステムがあるんで、まともに就職活動していない人も
推薦貰ってあっという間に内定というケースが良くあったんです。)
学生時代に苦労したからこそ得られる優遇措置かもしれませんが……
企業に入ってからがまた大変なんですけど。
でもダムのシステムを作り上げたり、
橋・ビルなどの建造物の設計をしたりと、
形に残り多くの人の役に立つ仕事だからこそ、
やりがいも有り、魅力も有るんですけど。
自分はそういう道には進めませんでした。
でも今の仕事は、子供達にそういう志を持たせるような仕事。
後で自慢話を聞かされる事になると良いなぁ……
なんて思っています。
PR