選手の引き止めのための強力な武器であるフランチャイズタグですが、
各チームがこのタグを使い始めています。
このフランチャイズタグを使われた選手は、
そのポジションの年俸上位5人の平均または前年度の1.2倍、
このどちらか高い方のサラリーを受け取る権利が得られます。
また他チームから契約を提示されたとしても、
所属しているチームは同等の契約を提示すれば引止めが可能。
さらに流出したとしても見返りにドラフト1巡指名権×2を得られるので、
引き止めに強力な武器となるのです。
ARIがLBカルロス・ダンズビーをフランチャイズ指定。
今季、ディフェンスの中心選手へと一気に成長を遂げた選手なので、
長期契約の足がかりとしてタグを利用した形かな。
TENのDTアルバート・ヘインズワースも同じパターン。
彼がいなくなった試合でランディフェンスの成績が一気に落ちただけに、
チームには無くてはならない存在と認識されたようですね。
このタグが貼られた選手は、後に長期契約を結ぶ事が多いのですが、
たまに決裂してしまう事もあるので、
2年・3年といった長いスパンで選手を追う必要があります。
最近選手を追う楽しさに目覚めてきましたが、
このような制度がある事も一因だと思われますね。
PR