いよいよ迫ってきたチャンピオンシップゲーム。
各カンファレンスの頂点でもあり、
スーパーボウルへと進出するチームが決定します。
それぞれのカンファレンスごとにプレビュー記事を作ってみました。
観戦の際の助けになれば幸いです。
NFCについては明日アップ予定です。
レギュラーシーズンの成績については
プレーオフプレビューのエントリを参照して下さい。
http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/1455/
SDオフェンス vs. NEディフェンス
SDオフェンスはQBリバース、RBトムリンソン、TEゲイツという
主力3人全員が怪我で満足に練習できず、試合出場も危うい状況です。
しかしIND戦では、控え選手の活躍で穴埋めは出来ていました。
SDとしては得点を取る事も大切ですが、
相手にボールを渡さない為にも時間を使う攻撃が必要となります。
その為にもランプレイを出す事と短いパスの精度を上げ、
ドライブの継続が要求される事となります。
対するNEディフェンスは、まずはランプレイを潰して
相手をリズムに乗せない事がポイント。
早めに得点差を広げてしまえば相手の選択肢を狭める事が出来、
より自チームに優位な展開に持ち込めるでしょう。
NEオフェンス vs. SDディフェンス
多彩なターゲットを持つNEはパスが目立つチームですが、
シーズン終盤からランプレイの回数を増やしており
しかもそのランプレイも平均以上の力を見せています。
SDディフェンスとしてはIND戦のように引いて守るのか、
それともブリッツ入れまくりで守るのかの選択がポイント。
引いて守るとランプレイの対応が遅れかねないですし、
ブリッツを入れると強力なレシーバーを自由に動かす事となります。
引いた場合にはラインを中心としたフロント7の働きが厳しくなり、
ブリッツ多様の場合にはQBへのプレッシャーがかかるかどうかと
DB陣のパスカバーが大変になります。
という事でディスガイズ(偽装)も交えながら
様々な形のディフェンスを仕掛けていく必要がありそうです。
チーム全体の成績で見てみると、『ボール奪取回数-ボール喪失回数』で
表されるターンオーバーレシオは、
SDがリーグナンバーワンの+24、NEも+16あるので
ボールセキュリティの大切さが表れる試合になる可能性もあります。
チーム力ではNEが上回っていますが、
当日の気象条件も悪くなりそうなので波乱の要素は多そう。
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