感想リンクが復活していたので回ってみたのですが……
「骨折=ドクターストップ」という認識をしている方が多くて
ちょっと驚かされました。
腕を骨折する事はQBとしては致命傷でしょうけど、
だからと言って出場できないという怪我でもないと思われます。
ポジションは違いますが今シーズンの前半には、
SEAのRBアレキサンダーがギプスを着けたままプレイをしていました。
(写真付き記事記事 その1・その2)
QBのポジションに関しては02年の事例で、PHIのQBマクナブが
足首を負傷した後にテーピングをしてプレイを続けましたが、
試合後に骨折していた事が判明というニュースがありました。(記事)
ちなみにその試合でのQBマクナブは、パス成功率 80% 4TDという
自己ベストに近いプレイを披露しています。(試合のスタッツ)
タイトルで既に結論を書いてしまっていますが、
アメフトでは骨折していても出場している選手は多く、
脳震盪の方がドクターストップをかけられやすいです。
骨折であればそのまま重篤な状態に陥る事は少ないですが、
脳震盪の場合は重篤な状態になってしまう可能性が高いからです。
骨折でもある程度の処置をしてあれば出場可能……
とは言っても今回のヒル魔さんは適切な処置はされていません。
それは当然の事で、適切な処置をしてしまっては
相手に投げられない事が分かってしまいます。
骨折をすると発熱する事がありますし、
痛み止めを飲んだとしても完全に痛みが消える訳ではないですから
セナ君が気付いた「ヘルメット」「銃」という部分に加え、
脂汗を誤魔化す為にケチャップで流血しているように見せかけるなど、
かなり無理してフィールド上に立っていると思われます。
ヒル魔さんにとっては最後のクリスマスボウル出場のチャンスですし、
トップを目指す戦いをしている人であれば
怪我をおしてでも出場したいという気持ちを持つのは当然ですから、
多少無理してでも出場するのはありだと思っていたのですが。
感想サイト巡りをした時にありえない的な表現が多くてビックリしました。
という事で、あまり見られないであろうけど反論記事を書いてみました。
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