WILD CARD PLAYOFFで敗退したWASのHCジョー・ギブスが辞任を発表。
白血病を患っている孫の為に決断したようです。
アメリカ人らしい理由ではありますが……
WASを強くしてくれたHCだったので、辞任はとても残念です。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・板井征人さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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TEN
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3
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3
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0
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0
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6
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SD
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0
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0
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10
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7
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17
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=POST18&game_id=29519
WEEK 14では延長にもつれ込む大接戦でしたが
アウェーのSDが23-17で勝利しているこの組み合わせ。
TENは最終週でINDに勝利し、プレーオフ最後の椅子を確保。
しかしシーズン終盤まで決定力不足は改善されず、
ディフェンスの負担が大きくなりそうな感じです。
SDは6連勝でシーズン終了と、チーム状態は上り調子。
連勝中は全て17失点以下とディフェンスが素晴らしい出来。
一方で強みだったオフェンスはややチグハグなのが心配です。
WEEK 14同様、身体的にも精神的にもタフな試合となりましたが、
パスオフェンスで成功したSDが徐々にペースを握りました。
TENは前半こそ思い通りの試合運びが出来ていたのですが、
後半に入ってからは攻守ともに失速してしまいました。
オフェンスはランを中心としたボールコントロールオフェンスを
展開していたのですが、ゴール前での決定力がやはり無かったです。
前半はFG圏内に進んでから2FGと1ファンブルロスト、
後半には38ヤードFGをKビロナスが失敗。
特にFG失敗は6-10と逆転されていた場面だったので、
大きく響く事となりました。
やはりパスの脅威が無いと上位チーム相手には厳しいか……。
ディフェンスはRBトムリンソンのランを封じる事には成功。
しかし後半、パス中心のオフェンスを仕掛けられてから
ミドル~ロングパスをたびたび成功されて立て続けに失点。
ランを重点的に守っていた事を考えると、この失点は仕方ないかも。
そもそもSD相手に17失点で抑えられた事が評価に値する出来ですから。
シーズン中に生まれた課題が克服できぬままだったTEN。
レシーバー陣に柱が無いのが問題なので、来季に向けて
爆発力・決定力を生み出せるようなレシーバーの獲得が求められます。
SDは我慢の展開を乗り切り逆転勝利。
FG圏内に4度も進まれながらも6失点で切り抜けたディフェンスが
後半の逆転劇を導き出しました。
この粘り強い守りはオフェンスへの精神的プレッシャーを
軽減させてくれたと思われます。
オフェンスは、武器の1つであるランを完全に封じられましたが、
パス中心のオフェンスにシフトして膠着感を打開。
エースレシーバーであるTEゲイツの離脱があった中で、
WRチェンバース & WRジャクソンが揃って100ヤード越えし
チームのピンチを救いました。
QBリバースもランが出ない中で懸命なクォーターバッキングを見せ、
後半は20分以上の攻撃時間を作り出しました。
勝利は収めたものの、ランプレイが出せずにペースを握られたり、
KケイディングがFGをミスしたりと課題も多かったSD。
次戦はアウェーでの対戦という事で、
このようなもたつきは許されません。
この試合以上に素早い対処が求められそうです。
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