プレーオフ出場チーム紹介のNFC編です。
・AFC編 http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/1455/
1位 13勝3敗 DAL(ダラス・カウボーイズ)
獲得距離 365.7Yds/G(3位) 得点 455点(2位)
喪失距離 307.6Yds/G(9位) 失点 325点(13位)
圧倒的な攻撃力を誇っていましたが……
ここ数試合はその勢いに翳りが見られます。
WRオーウェンス、WRグレン、そしてQBロモが本調子まで戻らないと、
思わぬ苦戦を強いられる事となりそうです。
ただ攻守ともにラインは安定しているので、
不調でもある程度試合は作れるとは思われますが。
ディフェンスも成績はそこそこですが、
粘り強さでなかなか崩されません。
終盤に喫した負け試合の内容の悪さが気になりますが、
それでもNFCをリードする存在である事は間違いないでしょう。
2位 13勝3敗 GB(グリーンベイ・パッカーズ)
獲得距離 370.7Yds/G(2位) 得点 435点(4位)
喪失距離 313.3Yds/G(11位) 失点 291点(6位タイ)
QBファーブの活躍に引っ張られるように若手が成長を見せたGB。
後半戦に入り攻守ともに一気にレベルアップ。
オフェンスではレシーバーの成長と
ランプレイが出せるようになった事で攻撃の幅が広がりましたし、
ディフェンスではDBをローテーション出来る位各選手が成長。
若さ故に勢いに乗っているという感じがしますが、
それをきちんとベテラン勢が引き締めている感じがします。
しかし若いチームなだけに、躓きから立て直すのは難しそうなので、
プレーオフでそのような事態に陥らないようにしなければなりませんね。
3位 10勝6敗 SEA(シアトル・シーホークス)
獲得距離 348.9Yds/G(9位) 得点 393点(9位タイ)
喪失距離 321.8Yds/G(15位) 失点 291点(6位タイ)
何だかんだで無難にまとめてきたSEA。
今季はディフェンスの出来にムラがありましたが、
ラインとLB陣の能力の高さはリーグトップクラスです。
少し心配なのがパスディフェンス、
昨季は層の薄さがネックとなったのですが、今季も少し不安です。
オフェンスはお手本のようなウェストコーストオフェンスを展開。
ランプレイの出来があまり良くありませんでしたが、
短いパスでカバーしてしまえばそれほど問題とはならないかも。
小気味良いパス攻撃が見ていて楽しいチームですね。
4位 9勝7敗 TB(タンパベイ・バッカニアーズ)
獲得距離 326.8Yds/G(18位) 得点 334点(18位タイ)
喪失距離 278.4Yds/G(2位) 失点 270点(3位)
堅守で守りきる、分かり易すぎるチームカラーを持つチームです。
リーグNo.1のパスディフェンスによって相手の爆発力を封じ込め、
試合を優位に運ぶ上手さを持ち合わせています。
ランディフェンスの成績が悪いのは
パスディフェンスの良さの裏返しでもあるので
気にしなくても良いでしょう。
それが出来るのはミスの少ないオフェンスがあってこそ。
攻撃力・得点力ともに並レベル、ビッグプレイはそれほど多くないのですが、
ディフェンスが守ってくれると言う安心感からか、
リスクある攻撃をしなくて済むのは強みになります。
こういう安定感のあるチームは強いですよ。
5位 10勝6敗 NYG(ニューヨーク・ジャイアンツ)
獲得距離 331.4Yds/G(16位) 得点 373点(14位)
喪失距離 305.0Yds/G(7位) 失点 351点(17位)
攻守ともに成績は平凡、しかしこれは負けた試合で
成績が大きく下げられているからであって実力は持っているチーム。
オフェンスはシーズン終盤に苦戦していましたが、
最終戦ではタレントの能力を生かした素晴らしいオフェンスを展開。
このようなパフォーマンスを見せられればどこも止められません。
リーグトップのサック数を誇るディフェンスは
どこからでもプレッシャーをかけられるのが強みです。
失点が多いのはオフェンスのミスが原因という部分も有るので、
このチームで鍵となるのはQBイーライの出来。
彼次第で浮沈が決まるといっても過言ではないでしょう。
6位 9勝7敗 WAS(ワシントン・レッドスキンズ)
獲得距離 333.4Yds/G(15位) 得点 334点(18位タイ)
喪失距離 305.2Yds/G(8位) 失点 310点(11位)
最後の一枠に滑り込んだWASは、悲しみを乗り越えてのプレーオフ進出。
オフェンスはレシーバー陣が不調だった為に苦しみましたが、
終盤になってようやく復調の気配が見られ始めたのは嬉しい情報。
エースを腫れる選手が揃っているので、
全員が力どおりの働きをすれば爆発力も期待できます。
問題はQB、怪我から復帰してくるキャンベルを使うか、
それともプレーオフ進出へと導いた控えQBコリンズを使うか、
悩ましい問題だと思われます。
ディフェンスでは、銃殺されたSテイラーによるパスディフェンスの穴が
埋めきれていないように感じられます。
それでもランディフェンスは4位ですから、
得意のランオフェンスも使って、地上戦で優位に立ち
試合をコントロールして主導権を掴みたいですね。
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