プレーオフが始まるという事で、
これからNFlを見始めようという方の為に、
出場チームの紹介と、対戦のプレビューをしようと思います。
まず今日のエントリでは出場チームを紹介、
12チームあるのでAFCとNFCで分けてエントリを立てます。
・NFC編 http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/1456/
1位 16勝0敗 NE(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
獲得距離 411.2Yds/G(1位) 得点 589点(1位)
喪失距離 288.3Yds/G(4位) 失点 274点(4位)
16試合制になって初の全勝をマーク。
最終戦で失点が多かった為に失点数は4位ですが、
15試合目までは得点・失点ともに1位という凄まじい成績でした。
オフェンスは華麗でかつ豪快なパスが見所。
QBブレイディはWRモス、WRウェルカーと言ったエース級レシーバーと
WRストールワース、WRギャフニーと言った脇を支えるメンバーを
的確に使い分けてパスを決めていきます。
守備陣は高齢のLBの動きと、やや体格面で劣るCBが
その弱点をカバーし切れるかで出来が大きく変わってきそう。
問題点は幾つかあるものの総合力は桁違い、
優勝候補最右翼のチームです。
2位 13勝3敗 IND(インディアナポリス・コルツ)
獲得距離 358.7Yds/G(5位) 得点 450点(3位)
喪失距離 279.7Yds/G(3位) 失点 262点(1位)
ディフェンディングチャンピオンのINDは、
怪我人が多く出たのですがきちんと成績をまとめてきました。
驚くべきは失点数No.1、これはオフェンスが強かったが故に
守る時間が少なくなり、かつ相手の攻撃を限定できたから
という面もありますが、。
という事でこのチームの主力はやっぱりオフェンス、
QBマニングとRBアダイ、WRウェインの3人が働けば、
それだけでもディフェンスはなす術が無くなるほどです。
ただ心配なのは怪我人の復帰状況、1週の開きがあるのでど
れだけの選手が戻ってこられるかでチーム力も大きく変化しそうです。
特にDLの主力選手が戻ってこないと、
相手へのプレッシャーの面ではちょっと厳しいかも。
それでもNEを追う1番手はこのチームで間違いないでしょう。
3位 11勝5敗 SD(サンディエゴ・チャージャーズ)
獲得距離 315.2Yds/G(20位) 得点 412点(5位)
喪失距離 320.2Yds/G(14位) 失点 284点(5位)
前半戦では選手たちに新しいコーチの戦術が浸透していなかったのか、
苦戦が続いていたのですが、6連勝と登り調子でシーズンを終了。
獲得・喪失距離はそれほどではないのですが、
得点・失点がともに5位、ターンオーバーレシオ+24はリーグトップと
勝負強さを持ち合わせているチームです。
オフェンスはRBトムリンソンがランプレイで引っ張る限り、
大崩れは無さそうな感じがしますが、
レシーバーの駒数で少し問題があり、爆発力に欠けるかも。
ディフェンスは1試合とんでもなくやられた試合がありましたが、
どのポジションにも能力の高い選手が揃っています。
注目はインターセプト数トップとなった成長株のCBクロマティ。
彼がビッグプレイをすると、チームが波に乗るかも。
4位 10勝6敗 PIT(ピッツバーグ・スティーラーズ)
獲得距離 327.4Yds/G(17位) 得点 393点(9位タイ)
喪失距離 266.4Yds/G(1位) 失点 269点(2位)
喪失距離1位、失点2位とスティールカーテンの伝統を継ぐに相応しい
強力なディフェンスを作り上げているチーム。
リードしてしまえば強いのはもちろんですが、
リードを許してもその後はディフェンスが点差を広げさせず
何とかしてしまえるのはプレーオフでは強みになりそう。
オフェンスではエースRBパーカーが怪我で戦線離脱、
この穴を埋められるかどうかが最大の鍵。
昨季、パスに偏って失敗しているだけに、
パス偏重となるのだけは避けたい所ですが……
初戦の相手JACに敗れている事も不安材料です。
5位 11勝5敗 JAC(ジャクソンビル・ジャガーズ)
獲得距離 357.4Yds/G(7位) 得点 411点(6位)
喪失距離 313.8Yds/G(12位) 失点 304点(10位)
ワイルドカードながらも11勝という堂々たる成績。
2枚看板のRBテイラーとRBドリューは、
タイプが全く違う為に止めにくい事この上ありません。
パス攻撃もQBギャラードのインターセプトが3回という安定感の高さ。
後半戦では得点力も上がっており、隙はほとんど見当たりません。
ディフェンスもブリッツを使わないオーソドックスな形ですが、
個々の選手の能力が高い為にそれでも抑え切ってしまう強さがあります。
しかしブリッツを使わないが故にラインがコントロールされると、
相手に良いようにやられてしまう危険性もあります。
あとはプレーオフの経験が少ない選手が多いので、
一発勝負に対する心構えが出来ているかが鍵となります。
6位 10勝6敗 TEN(テネシー・タイタンズ)
獲得距離 311.7Yds/G(21位) 得点 301点(22位)
喪失距離 291.6Yds/G(5位) 失点 297点(8位)
最後の座に滑り込んだTENですが、
チーム力では他の5チームに比べるとやや落ちる印象。
強力なランディフェンスで試合をコントロールしつつ、
ロースコアでの争いに持ち込みたいところです。
ディフェンスでは強力なメンバーをそろえるライン陣によって
ライン戦で優位に立つことは最低条件。
これが出来なければオフェンス力が低いだけにどうしようもなくなります。
オフェンスではQBヤングの出来が全て。
QBスクランブルに対処するのは難しいですから、
思い切りの良い走りを見せる事で勝機を生み出したい所です。
ただパス成績は酷いので、点差を離されないようにする必要はあり。
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