WEEK 17の試合スケジュールが変更され、
プレーオフ争いで最も注目されるであろう試合が
トリを務める事となりました。
視聴率が見込める試合を手放す事は放送局にとっては痛手ですが、
それでもリーグの盛り上げの為に協力するのだから凄いです。
日本のプロ野球球団を持つTV局にも見習ってほしいですよ。
BS1で放送された試合ですが、間が開いたのでそのまま続けます。
放送 NHK-BS1
実況・曽根優さん、解説・高野元秀さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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DEN
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0
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0
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3
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0
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3
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SD
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10
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6
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7
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0
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23
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG16&game_id=29434
今シーズン最後のマンデーナイトはAFC-Westの同地区ライバル対決。
両チームともプレーオフ争いが期待されていましたが、
好対照な結果になっています。
DENはプレーオフ戦線から脱落しただけでなく5割以下が確定。
攻守ともに怪我人に苦しめられた事もありますが、
昨シーズンから比べると、力はがた落ちといった感じです。
SDは序盤の躓きを物ともせず2年連続地区優勝を達成。
昨シーズンと同等とまでは行きませんが、チームの調子は上向き状態。
攻守ともにコーチ陣の思想が浸透してきました。
士気の高さに差が有ったのかもしれませんが、
圧倒的な差がついた試合となりました。
1つのミスから崩れたいったDENは、立て直せないまま自滅しました。
オフェンスは、前・後半ともに最初のドライブでターンオーバーを喫し、
リズムを自ら崩してしまいました。
崩壊の要因はオフェンスライン、QBカトラーが怒るぐらい
パスプロテクションが出来ておらず、
さらに得意なはずのランブロックも平均以下の出来。
これでは3点しか取れないのも仕方有りません。
ディフェンスも、レッドゾーンでは踏ん張りを見せましたが、
長いドライブで時間を使われまくりと、
こちらもタレントに見合わない出来でした。
スペシャルチームも、Pアーンスターがミスパントで
相手にチャンスを与えてしまいましたから、
全てのユニットの出来が悪い酷いチーム状態でした。
久しぶりに負け越しとなってしまいましたが、
チーム内の雰囲気も悪く、チーム崩壊の可能性もあるかも。
SDは相手の拙攻にも助けられて勝利。
オフェンスはまずまずの出来でしたが、ゴール前でTEゲイツを上手く使えず、
決定力不足になっていたのは大問題。
得点を取れる時に取らないと、プレーオフでは致命傷になりかねません。
RBトムリンソンが序盤の不調から完全に脱したのはプラス材料ですね。
ディフェンスは、4サック 2INT 2ギャンブル失敗 1ファンブルリカバーと
スタッツだけ見ても圧倒していた事が窺い知れます。
フロント7によるプレッシャーのかかりが良く、
スクリメージラインでの争いはほとんど勝っていました。
オフェンスの調子にまだムラがあるので、
ディフェンスのこの活躍はチームにとっては助けとなります。
あと1戦、勝利すれば第3シードを確保できるので
最後まで気が抜けませんが、最終戦を上手く戦う事によって、
プレーオフに勢いを持ち込みたいところです。
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