WEEK 16が終了し、レギュラーシーズンも残すはあと1週ですが……開幕戦で脊髄損傷という大怪我を負い、
歩けるようになる可能性がほとんど無いといわれていたTEエバレットが、
スタジアムに観戦に訪れたと書かれていました。
(下の記事内のNoteworthy)
http://www.nfl.com/gamecenter/recap?game_id=29421&displayPage=tab_recap&season=2007&week=REG16
プレイするまでは難しいかもしれませんが、
日常生活が送れるようになるぐらいまでは回復してほしいです。
BS1で放送された試合なので「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・野瀬正夫さん、解説・宍戸博昭さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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WAS
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9
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13
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3
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7
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32
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MIN
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0
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0
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7
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14
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21
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG16&game_id=29427
ワイルドカード争い3位のWAS、2位のMINによる直接対決です。
WASは4連敗の後に2連勝中。
オフェンス・ディフェンスともに力が出せず、苦しい戦いが続いていますが、
なんとかプレーオフ戦線にギリギリ踏みとどまっている状況です。
MINは現在5連勝中と上り調子。
攻守ともにパスに関しては弱いのですが、
リーグ№1のランオフェンス&ランディフェンスで地上戦を制して勝利を重ねています。
MINが勝利すればプレーオフ最後の椅子が決まってしまう試合でしたが、
WASが意地を見せ、プレーオフ争いを最終週に持ち込みました。
WASは前半に奪ったリードを生かして逃げ切りました。
第1Q2回目のドライブでゴール前1ヤードからのギャンブルに失敗しましたが、
直後にディフェンスがセーフティを奪った事で波に乗りました。
この日はディフェンスが大活躍。
前半だけで2INT、セーフティ、ファンブルリカバー、
後半最初のドライブではギャンブルを防いで、勢いを削ぎました。
この後は得点差が開いたので得点を取らせましたが、
時間をしっかりと使わせる上手い守り方も見せました。
オフェンスはQBコリンズがこの試合も好調。
22/29 254ヤード 2TDと完璧な成績。
ランプレイが少し物足りなかったのですが、
RBポーティスはランとレシーブだけでなく
スペシャルプレイでTDパスを披露。
このプレイが相手に与えたダメージは大きかったです。
この勝利でMINに対して優位に立つ事となり、
自力でのプレーオフ進出が可能となりました。
最後の一戦は強敵DALが相手ですが、この勢いを維持して
自らの手でプレーオフ進出を掴み取りたいですね。
MINはミスが続いて自滅してしまいました。
INT、セーフティ、FG失敗、ファンブルロスト、ギャンブル失敗……
アメフトでやってはいけないレベルのミスが相次ぎました。
オフェンスはRBピーターソンが完全にマークされてしまい、
得点差が開くまではほとんど何もさせてもらえませんでした。
1人が封じられるだけで手も足も出なくなってしまうのは、
ユニットとしての完成度がこの終盤に来ても脆弱という事ですね。
ディフェンスはオフェンスのミスを尻拭いしきる事ができず、
前半は立て続けに失点を重ねました。
後半も長いドライブを許してしまい、さらに失点、
反撃が始まった所に水をさしてしまったような状況でした。
そしてこの試合のターニングポイントが第4Qのあるプレイ。
WASのパス成功が怪しい判定だったのですが、チャレンジをせず。
次のプレイでは、ファンブルリカバーでボールを奪い取ったと思いきや
フィールド上に12人いた為反則で取り消し。
コーチの判断の遅さがチームに伝播してしまった感じでした。
これで自力でのプレーオフ進出が無くなったMIN、
しかしチャンスはまだ大いに残されているので、
残り1戦に勝ち、WAS戦の行方を待ちたい所です。
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