今シーズン、様々なNFL記録を塗り替えてきたGBのQBファーブですが、
ついに通算獲得距離の部門でもQBダン・マリーノの記録を抜き
歴代トップに躍り出ました。
17年積み重ねてきたこの記録の重みは計り知れません。
これから抜かれてしまう可能性もありますが
新たな歴史の第一歩が見られた事を嬉しく思います。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・大橋誠さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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GB
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7
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10
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10
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6
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33
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STL
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7
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7
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0
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0
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14
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG15&game_id=29412
かたやプレーオフ進出決定、かたや地区最下位、
対照的なシーズンを送っている2チームの対戦でうs。
GBは現在NFC2位、この週の試合結果によっては2位以上が確定します。
オフェンスの好調さがディフェンスにも伝播、
若い選手もグイグイと伸びてきています。
STLは怪我人だらけで苦戦中。
オフェンスラインの要を失った事でオフェンス力が一気に低下、
ただでさえ弱いディフェンスがさらに成績を落としてしまっています。
前半は接戦となっていましたが、後半にチームの勢いの差が
如実に現れてしまいました。
前半は苦戦したGBですが、後半一気に突き放しました。
この日はリターンチームが大活躍。
敵陣からの攻撃開始が6回、全て自陣30ヤードより前から
攻撃開始というありえないレベルの成績。
少し苦しんでいたオフェンスを十二分に助けました。
ランが少し出せませんでしたが、NFL新記録を樹立したQBファーブが
リーダーシップを発揮、オフェンスを引っ張りました。
INTが2つありましたが、パントのようなINTだったので
致命的にはなりませんでしたが、悪いファーブが出た点は要注意。
前半は少しやられていたディフェンスも、
後半に入って相手のFGミスなども有りましたが、
INTや2回のギャンブル阻止などで
リードが広がってからは本来の動きを取り戻した感じがしました。
NFC首位のDALが負けた為、シード順1位の可能性も出てきたGB、
残り2試合を物にし、人事を尽くして天命を待つ、としたいですね。
STLは後半に息切れしてしまっての完敗。
前半は機能していたオフェンスでしたが、
第2Q終盤のINTから歯車が狂ってしまった感じがしました。
そこからはリードをどんどん広げられた為にパスに偏る事となり
立て直すきっかけを掴めないまま時間が過ぎてしまいました。
RBジャクソンが孤軍奮闘という感じでしたが、
やはりOLの弱体化がパスオフェンスの脅威を奪い去ってしまっています。
ディフェンスはSアトグウェだけが目立っていましたが後は散々。
スクリメージラインの支配を許し全く良い所が見られませんでした。
もともとディフェンスが良くないチームではありますが、
オフェンスが得点を取ってくれない事がプレッシャーとなるのか、
動きがより悪くなっているような印象を受けました。
スペシャルチームはカバーチームがボロボロ、
好ポジションを与え試合を壊してしまいました。
全てのチームに問題を抱えてしまっているSTL、
この問題を解決できないと一気に再建期に落ちてしまいそうです。
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