NFL観戦記の同人誌作業の為に、G+の実況・解説は流し気味。
GAORAやNHK-BS1と違ってあまり得るものが多くないので仕方ないかと。
有馬さんの実況や、河口さんの解説なら
聞き流したり英語音声にしたりはしないですけど……。
放送 G+
実況・森圭介さん、解説・安部奈知さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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NYG
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0
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6
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10
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0
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16
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PHI
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7
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0
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3
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3
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13
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG14&game_id=29395
NFC-Westの同地区ライバル対決かつプレーオフ争いとしても大事な一戦。
WEEK 4の対決では16-3でNYGが勝利しています。
NYGは6連勝の後は負け勝ちと交互にきています。
オフェンスの問題は解決の糸口が見えておらず、
ディフェンスにかかる負担が大きくなっています。
PHIは2連敗中、3点差・4点差と僅差のゲームを落としており
力が有る事は証明できているのですが……
今チームで一番欲しいのは善戦による評価ではなく勝利です。
終盤まで1TD差以上の差がつかない厳しい展開でしたが、
勝利の女神が微笑んだという比喩が相応しい幕切れとなりました。
相手のミスを生かして逆転に成功したNYGがそのまま逃げ切りに成功。
ターンオーバーから得た敵陣からの攻撃をTDに繋げましたが、
オフェンスのドライブ力 & 決定力不足は改善されず。
この試合でもディフェンスに頼りきりな展開となってしまいました。
QBイーライのパス成功率は55%ほど、ターゲットもWRバレスに
偏るというあたりからも調子の悪さが感じられます。
ディフェンスはプレッシャーが強かったわけではなかったのですが、
標準以上のプレッシャー程度でも手負いのQBマクナブが相手では、
効果が大きかったのがありがたかったです。
ノーハドル気味で攻められた時の対処に難がありましたが、
それ以外の部分では相手に仕事をさせていませんでした。
アグレッシブさが2つのファンブルロストに繋がりましたが、
これを責めてしまうと選手が萎縮しそうなので難しい所。
でもボールセキュリティはプレーオフではより大切となりますから、
その点の指導はしていかねばなりません。
この勝利でプレーオフ進出がほぼ当確といった状況になりました。
調子を落としているオフェンスを、
残り3試合のうちに立て直しておきたい所ですね。
PHIはこの試合もわずかに届かず惜敗。
オフェンスは、最初のドライブでTDを奪ったのですが
その後はチームが入れ替わったかのように進まなくなりました。
終盤にノーハドルでパス偏重になってからは進むようになりましたが、
コーチ陣の戦術が今の戦力に合っていないのでは、と思いました。
QBマクナブは成績だけ見ると悪くないのですが、
プレッシャーから逃げるのがかなり下手になっており、
この点も攻撃のリズムを失わせる要因に感じられました。
ディフェンスは、自陣から攻撃された1回を除けば、
FGかパントに抑えこんでおり、評価できる内容。
最後、同点を狙っての57ヤードのFGを蹴りましたが、
Kエイカーズの蹴ったボールは右側のポストを直撃。
距離は十分だったので、あと少し内側にズレていれば……
PHIの今年の戦いを象徴するかのような紙一重のプレイでした。
ここ3試合の負け試合の得点差は3点・4点・3点。
力の面では劣っていませんが、勝負強さが足りない今年のPHI。
残り3戦を全て勝ち、他チームの動向を待つしかありませんが、
運も味方していないように感じられるので厳しいかも。
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