WEEK 14の14試合が行われましたが、
いくつかのチームがプレーオフ進出を決めています。
今年は地区内の優勝争いの面ではちょっと物足りないですが、
その分ワイルドカード争いが熱くなっています。
厳しい戦いを潜り抜けてワイルドカードを勝ち取ったチームが
早々と地区優勝を決めてしまったチームを食ってしまう事もあるかも。
さてまずはGAORAの生放送CAR @ JACのレビューです。
BS1での放送前なので「▼」に。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・河口正史さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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CAR
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0
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6
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0
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0
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6
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JAC
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7
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3
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10
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17
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37
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG14&game_id=29393
ディフェンスラインに強みを持つ、似た2チームによる対戦。
CARは前の試合で久しぶりに30点を越えて大勝。
しかしギリギリでプレーオフ戦線にとどまっている状態なので、
この試合でオフェンスの力が再び試される事となります。
JACはここ6試合連続で24点オーバーと攻撃陣が進化中。
ディフェンスも出場時間の少なさでさらにパフォーマンスアップと
チーム力はどんどんと上がっているように感じられます。
前半こそ拮抗したゲームだったのですが、
後半開始直後のミスがきっかけとなり、一気に試合が決してしまいました。
オフェンスが最後まで上手くいかなかったCAR。
QBテスターバーディはパスのタッチが悪く成功率は5割を切り、
RB陣も縦への突破がほとんど出来ずに完封状態。
それでも前半はノーミスだった為に点差が広がらなかったのですが、
後半最初のドライブでファンブルロスト……そこから一気に崩れました。
結局オフェンスは最後まで相手エンドゾーンを脅かす事が出来ずじまい。
オフェンスが時間を使えなかった事がディフェンスにも影響。
前半はギャンブル失敗やファンブルロストで凌いでいましたが、
後半は全てのドライブで得点をされ、
最後のドライブでは時間を使いきられるという散々な出来でした。
こういう時はスペシャルチームで打開したい所でしたが、
流れを変えるようなビッグプレイは出させてもらえず……
この敗戦で8敗目、プレーオフ進出はかなり厳しい状況に。
オフェンスの駒数が足りない事を改めて感じられました。
JACは攻守で圧倒的な力を見せ付け勝ち越しを決めました。
ギャンブル失敗、ファンブルロストと前半はもたついたオフェンスでしたが、
要所でのプレイをしっかり決めて時間をたっぷり消費。
38分58秒も使っただけの成果を出しました。
ロングパスがほとんどなかったにもかかわらず
QBギャラードのパス成功率の悪さが気になりましたが、
INTなしでプレイ出来た事は評価できるでしょう。
ディフェンスは第2Qに2本のFGを与えましたが、
レッドゾーンへの侵入すら許さない素晴らしい内容。
サック、INTなどのスタッツこそ多くは有りませんでしたが、
安全で確実なプレイをしていたからでしょうから問題はありません。
9勝目をあげプレーオフに大きく前進したJAC、
後はこの調子を長く維持していきたいところです。
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