WEEK 14のPlayoff-clinching scenariosが出ていましたが、
既に地区優勝が決まったAFC-East以外の全地区で
地区優勝の可能性が出てきています。
全勝のNEに関してはホームフィールドアドバンテージ(シード順1位)を
決めてしまう可能性もあります。
今週、何チームかがプレーオフ進出を決めそうですね。
放送の中で、TBのグレッグ・ホワイトがバック宙をしている映像が……
このホワイトってDEですよ、体重270ポンド(120kg超)あるんですよ。
NFL選手の身体能力の凄まじさを改めて感じました。
放送 GAORA
実況・西澤あきらさん、解説・濱田篤則さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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TB
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3
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10
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7
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7
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27
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NO
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7
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7
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7
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2
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23
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG13&game_id=29377
NFC-Southの同地区ライバル対決、2勝差が付いている上に
WEEK 2ではTBが勝っている事からNOにとっては負けられない一戦です。
TBは攻撃の要となる選手を次々と失いながらも、代役の活躍と
ディフェンスの踏ん張りもあり3連勝で地区首位を快走。
この試合で勝利できれば地区優勝に大きく近づきます。
NOはスタートダッシュの失敗から何とか立て直してきました。
しかし攻撃陣の出来は本調子とは言えず、
ディフェンスの強い相手となるこの試合が試金石となります。
リードするチームが6回も入れ替わるシーソーゲームは、
終盤にドラマティックな攻防が行われる白熱の展開となりました。
TBは残り14秒で逆転TDを決めて地区優勝に大きく前進する1勝を獲得。
この日先発QBを任されたQBマッカウンは、
キャリア4試合目の先発試合で初めて勝利QBに。
INTリターンTD、セーフティを喰らうなどミスも有りましたが
パスでは15回連続成功を含む29/37 313ヤード 2TD 1INTと
チームのピンチを救う見事な働きを見せました。
こちらも代役のRBグラハムも22回 106ヤードと
35分近い攻撃時間を作り出す原動力の1つに。
怪我人が多い攻撃陣ですがパフォーマンスがほとんど落ちていないのは凄い。
ディフェンスの方も喪失246ヤード、14失点と高いパフォーマンス。
これだけ攻守が噛み合っていたのに苦戦したのは、
ミスがとてつもなく大きな物だったから。
特に後半の9失点はQBマッカウンの若さが出てしまいました。
プレーオフ進出決定はもう間近、
攻守ともに調子を上げてきているので、期待できそうです。
スイープされてしまったNOは地区内での争いで大きく後退。
ディフェンスがTBオフェンスをなかなか止められず、
オフェンスに時間を回せませんでした。
それでも第3Q途中からはINTやセーフティで攻撃機会をゲットし、
終了直前までリードを奪っていたのですが、
最後の一線で踏ん張る事が出来ませんでした。
オフェンスは攻撃機会が少なかった為にリズムに乗れず、
後半はまともにボールを進められませんでした。
さらには最後に時間を使いきれば良い状況において、
リバースプレイでRBブッシュのトスミス。
これがファンブルロストとなり決勝TDに繋げられてしまいました。
このミスで相手を勢いづけてしまいましたから、
勿体無いミスだったと言わざるを得ません。
攻撃時間を確保できなかったのはディフェンスの責任、
チャンスを作り出せなかったのはオフェンスの責任、
今年のチーム状況を表すような負け方をしてしまったNO。
プレーオフ進出に関しては崖っぷちに立たされる事になりました。
この敗戦を引きずらずに次へ臨めるでしょうか?
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