今日のマンデーナイトゲームでWEEK 13の全ての試合が終了。
しかしこの試合を2時間枠というのは勿体無いな。
この試合は明日にかけて観戦予定です。
WEEK 13では銃撃されて死亡したWASのSショーン・テイラーの為に
各試合の開始前に黙祷が行われました。
選手達のヘルメットにはテイラーの背番号21のシールが貼られ、
所属していたチームであるWASはディフェンスの最初のプレイで
テイラーのポジションをわざと空けて10人でプレイしました。
日本での放送が無い試合だったのでハイライト映像を見たのですが
見ていて涙がこぼれそうになりました。
JAC @ INDのレビューはBS1で放送された試合なので「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・野瀬正夫さん、解説・河口正史さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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JAC
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0
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7
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7
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11
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25
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IND
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14
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7
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0
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7
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28
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG13&game_id=29373
AFC-Southの1位・2位直接対決、天王山です。
WEEK 7では29-7でINDが勝利しているため、
ここでINDが勝つとタイブレークで優位に立つ事が出来ます。
3連勝中のJACは、ランオフェンスが絶好調。
時間をたっぷり使うオフェンスが出来ているために
ディフェンスの力を温存出来、それが好パフォーマンスに繋がっています。
INDは2連敗の後2連勝していますが、攻撃陣がやや不振。
要所ではきちんと得点していますが、らしさはあまり見られず、
ディフェンスの頑張りが今のチームを支えています。
第1Qで3回のチャレンジ、第2Qは両チーム1ドライブ+ニーダウンのみと
目まぐるしく展開が変わりつつも終盤までもつれたこの試合。
試合を分けたのはQBをはじめとしたチーム内の危機管理能力の違い
その僅かな違いが得点差となったように感じられました。
追い詰めながらもあと一歩届かなかったJAC、
パス成功率、3rd down成功率も高く35分を使ったのですが、
振り返ると喫したミスの全てが致命的なものとなっていました。
2人のRBテイラー & ドリューで150ヤード超と、
これまでの戦いと同様にボールをコントロールする事には成功。
しかしQBギャラードのパスが、24/29という成功率だったのですが、
第1Qにはファンブルロストで先制TDに繋げられ、
第4Qには追い上げるドライブで痛恨のINT……
結局1ドライブ分得点が足りずに敗北となりました。
今季初のINTが敗因の1つになるというのは皮肉なものです。
ディフェンスは喪失距離こそ少なかったものの、
相手にコントロールされていた感が強かったです。
前半にロングドライブを立て続けに許し、
3ドライブ連続でTDを奪われてしまった為に
追いかける展開にしてしまいました。
Kスコビーも、第1Qに48ヤードのFGを失敗、
これが決まっていればもっと追い詰められたかもしれません。
この敗戦で地区優勝が厳しくなってしまいました。
このようなミスが続くようだと、プレーオフで勝ち抜くのは厳しいかも。
INDは何とか逃げ切りに成功し、地区優勝をぐっと引き寄せました。
この試合のオフェンスは、苦しみながらも前半で3TD。
QBマニングはプレッシャーでパフォーマンスを落としていましたが、
それでもきちんとドライブを演出するあたりが流石です。
WRウェイン・TEクラークのレシーバー陣はQBマニングを助けましたし、
封じ込まれていたRBアダイも、最後のドライブでは
勝利を決定的にする1st downを獲得と要所を締めました。
後半に息切れを起こした感じのディフェンスでしたが、
10点差に広げた後にINTで得点機を潰したプレイが値千金でした。
しかし怪我人の影響からか、プレッシャーのかかりが弱いのが気になります。
開幕から数週に見せた調子のよさとは程遠い内容でしたが、
苦しみながら勝てるのはチームが地力を持つ証と言えるでしょう。
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