これまでも熱い戦いが繰り広げられてきたNFLですが、
12月は地区優勝 & プレーオフ争いでさらに白熱します。
ここまでは調子が悪かったとしても
12月に調子を上げてそのまま勝ちあがっていくチームも多いので
どのチームがそのような状態に入るのかにも注目です。
さて、GAORAの生放送SD @ KCのレビューは「▼」に。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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SD
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3
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7
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7
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7
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24
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KC
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3
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7
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0
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0
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10
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG13&game_id=29374
AFC -Westの同地区ライバル対決第2ラウンド、
WEEK 4の試合では30-16でKCが逆転勝利しています。
SDはなかなか波に乗り切れていないものの、
前週はBALに圧勝と気分良くこの試合を迎えています。
ムラのあるオフェンスがどれだけ力を出せるかが鍵です。
KCは4連敗中、保守的なプレイ選択もありオフェンス力が低く、
ディフェンスの頑張りに応じてあげられていない状態。
怪我が原因ですがQBが再交代というのもチーム状況の悪さを物語っています。
激しい風の吹くKCのホームアローヘッドスタジアムでしたが、
その風を味方につけたのはアウェーのSDでした。
SDはアウェーの逆風を跳ね除け、WEEK 4の借りを返しました。
この日はディフェンスの出来が凄かった。
LBメリマンの3サックを筆頭に全員で8サック、
さらに3INT & 1ファンブルフォースとスタッツ荒稼ぎ。
DLがパスを弾くシーンも多く、激しいプレッシャーを
相手に与えていたと感じられました。
風が強かった為にパス攻撃に冴えはありませんでしたが、
所々で生まれたビッグプレイがとても効果的でした。
この環境の中では種戦力となるはずのランプレイでは
RBトムリンソンが23回 177ヤード 2TDと大活躍。
攻撃に安定感をもたらしていました。
今年好調のスペシャルチームは、強風の影響もあり
パントマフやFG失敗など活躍できませんでしたが、
これは環境が環境だっただけに仕方ないかな。
この勝利で地区内の争いでKCを引き離したSD、
地区優勝に向けて大きな1勝となりましたし、
ここでの連勝はチームに勢いをつける事になるかもしれません。
KCは地元の利を生かせず得点差以上に完敗ムードな試合となりました。
先発QBに復帰したギャラードでしたが、
風の影響もあったのですが、ラインのプロテクトが悪く
プレッシャーを受けながらのプレイが多くなり、
結果2INTに8サックと散々な成績となりました。
TEゴンザレスとWRボワ以外にはほとんどパスが投げられない状態と、
3番手以降のレシーバーの大切さを痛感させられました。
そんな中で先発RBとなったコルビー・スミスが唯一の希望。
コンスタントな前進を見せ、オフェンスの形作りを助けていました。
RBの問題に関してはこれで解消でしょうか。
ディフェンスはまずまずの出来だったものの、
30ヤードを超えるビッグプレイを4回も許してしまうあたりに
DLのプレッシャーの弱さと、勝負弱さが垣間見えました。
これで8敗目、プレーオフ出場が厳しい状況に。
若手の成長にシフトするのか、僅かな望みに賭けるのか、
これからのチーム運営の方向性が気になります。
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