昼に途中経過を見た時に驚かされたこの試合。
その時点での得点状況を見て目を疑いました……
後で理由が分かったので納得しましたが、
これはこれで珍しい体験が出来たかも。
BS1で放送された試合ですので「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・一橋忠之さん、解説・高野元秀さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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MIA
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0
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0
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0
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0
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PIT
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0
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0
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0
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3
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3
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG12&game_id=29370
まだ勝ち星が無いMIAが、好調PITのホームに乗り込みました。
MIAは未だに勝ち星なしですが、10試合での得失点差は91、
3点差での敗戦が5回と紙一重の戦いをしており
10戦全敗という成績ほどは酷いチームとは思えません。
PITは7勝3敗の地区首位で、AFC内でも3位につけています。
しかしその3敗が全て5割以下のチームに喫している事から
悪循環に陥った時の対処に危うさを持っています。
大雨の為にフィールドが緩み、パントのボールが突き刺さるという
悪コンディションの中の試合は、マンデーナイト史上に残る
ロースコアゲームとなりました。
MIAは追い詰めたのですが、得点機を生かすことが出来ず
またも3点差で敗北となりました。
コンディションが悪い中、先発2試合目のQBベックは
及第点以上のパフォーマンスを見せていました。
残念だったのがRBの怪我による離脱、
2人がこの試合で居なくなってしまった為に、
アグレッシブなランプレイが展開できませんでした。
後半に2回敵陣奥深くまで攻め込んだのですが、
悪コンディションの為にFGを蹴る事が出来ず……
後一歩決定力が欲しいと感じられました。
ディフェンスは悪いポジションでの戦いを強いられながらも
辛抱強く守っていました。
最後のドライブで決勝のFGを許してしまいましたが、
長い時間フィールドに出されていたので、
あの状況で止められなかったのは仕方ないです。
これで11連敗となりましたが、QBベックの調子は良く
希望が持てる戦いぶりだったと思います。
PITは残り17秒で決勝FGを決めて辛勝。
パスはQBロスリスバーガーが18/21という驚異的な成功率。
ランもそこそこ出せていたのですが、ゴール前での詰めの甘さと、
FGがまともに蹴られないほどの悪コンディションの影響もあり
なかなかFG圏内まで進めませんでした。
それでも、少しずつでも前進することによって
フィールドポジションの戦いで優位に立てた事が
最後の決勝FGに繋がったと思います。
一度たりともレッドゾーンの進入を許さなかったディフェンスは
このコンディションの中を考えれば完璧な仕事を見せました。
スペシャルチームでもCBロッサムがリターンで、
そして決勝FGを決めたKリードが良い仕事をしていました。
何とか勝ちを拾ったという感じでしたが、
前週の嫌な負け方は払拭できたのではないでしょうか。
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