プレーオフ当落線上チームの動向が気になり始めるWEEK 12、
とんでもない逆転劇が発生するなど
今週は波乱が続出という感じがしました。
GAORAではWEEK 12の試合を6試合放送……
G+がスカパーに混ざってきてからは
放送する試合を重複できなくなったので久しぶりです。
数年前はこれが当たり前だったのですが。
GAORAの生放送WAS @ TBのレビューは
BS1での放送がまだなので「▼」に。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・河口正史さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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WAS
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0
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3
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7
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3
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13
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TB
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10
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9
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0
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0
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19
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG12&game_id=29366
ともにプレーオフの争いの当落線上にいる2チームの対戦。
TBは2連敗の後に上手くチームを立て直し2連勝中。
ディフェンスの安定感が増してきており、
やや心許ないオフェンスが無理をせずに済んでいます。
WASは今シーズン初の連敗を喫しています。
接戦には持ち込むのですが、ディフェンスが踏ん張りきれず
試合を上手く終える事が出来ていません。
攻撃権の大切さが伝わってくる試合となりました。
ターンオーバー以外の部分では全てで勝っていたにもかかわらず
6つのターンオーバーで自滅したWAS。
終盤には良いドライブが出来始めたのですが、
第4Qには逆転をかけてのドライブで2つのINT。
さらに前半4つのファンブルロストが全て失点(16点)に繋がるなど
ターンオーバーで自滅した形となりました。
前半に目立ったレシーバー陣の落球も
オフェンスのリズムを失わせた要因でした。
ディフェンスは度重なるターンオーバーにもかかわらず
前半は19失点で切り抜け、さらに後半は無失点。
喪失距離も192ヤードですから普通なら勝てているパフォーマンスでした。
ミスさえなければ……という試合だったので
改善するべき点は精神的な部分でしょうか。
TBは、苦しみながらも何とか逃げ切りに成功。
この日はディフェンスの頑張りに助けられました。
前半の4つのファンブルリカバーは、
全てボールを狙ってのプレイで発生しており、
ボールへの執着心を感じられる見事なプレイ。
きちんとボールを抑えられていたのも集まりの良さが有ってこそ。
後半に入ってから前進をかなり許しましたが、
TDで逆転という状況になった後は、自陣エンドゾーン目前で
2回のINTを奪い相手の攻撃を断ち切りました。
オフェンスの方はQBガルシアが痛んで途中退場、
追い上げられた後再登板したものの、
オフェンスにリズムを取り戻す事が出来ませんでした。
ディフェンスが作ってくれたチャンスを着実にFGへ繋げた事で、
終盤に有利な状況に持っていけましたが、
ドライブしての得点が3点だけというのは物足りないです。
Kブライアントは、厳しい試合展開の中で4本のFGを全て成功。
少しミスが目立っていたのですが、この試合では完璧な仕事を見せました。
この勝利で2ゲーム差で地区首位をキープする事が出来ました。
2年ぶりの地区優勝に向けて、攻撃陣の奮起に期待したいです。
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