この試合の実況を担当した一橋忠之さん、
NFL実況では今まで名前を聞いた事が無かった気が……
もし初めてだったのだとしたら、かなりの高レベル。
知識的なものは追いついていない感じですが
誠実な実況に好感が持てました。
コッシーと組んでやってみてほしいですね。
BS1で放送された試合ですので「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・一橋忠之さん、解説・後藤完夫さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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TEN
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0
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10
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7
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3
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20
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DEN
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14
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6
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7
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7
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34
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG11&game_id=29354
6勝3敗ながらも地区3位のTEN、4勝5敗で地区首位と0.5ゲーム差のDEN。
どちらにとっても1勝の重みがより重くなってきています。
TENは攻守ともに調子が悪かった前週は同地区ライバルに完敗。
攻守でランに重みを置いているチームですが
要の選手を失ったランディフェンスに不安が残ります。
連敗から抜け出したばかりのDENは5割復帰を狙います。
怪我人の穴埋めが進み、攻撃陣に復調の兆しが見えると同時に
ディフェンスの方も改善が進みつつあります。
時間を使う本来のオフェンスを出来ていたのはTENだったのですが、
ビッグプレイが試合の流れも全部吹き飛ばしてしまいました。
TENは4つのビッグプレイで沈められてしまいました。
攻撃時間35分33秒と得意の展開だったのですが、
これは思惑通りというよりはコントロールされたという感じか。
第1Qに付けられた14点差を最後まで詰められませんでした。
オフェンスでは常に追いかける展開となった為、
パス中心となりましたが、これが予想外に良い出来。
QBヤングは第4Qに2INTを喫しましたが、
レシーバー陣が落球を繰り返した事を考えると、
これまでで1・2を争う出来だったように思えます。
落球したプレイがいくつか通っていれば、
もっと点差は縮まっていた可能性があったのですが……。
DTヘインズワースを失ったディフェンスは、
この日もランディフェンスが平均レベルの出来に落ちていました。
さらなる問題はスペシャルチームを含めビッグプレイを4つも許した事。
1試合に4つは許しすぎでしょう。
2連敗となったTEN、ここでの足踏みが致命傷とならなければ良いのですが。
DENはビッグプレイを連発して快勝しました。
まずは48ヤードTDパスを皮切りに、
スペシャルチームの80ヤードパントリターンTD、
41ヤードTDパス、62ヤードTDランと
4つのTD全てが40ヤードを超えるビッグプレイというのは凄すぎ。
逆に、長いドライブでTDを奪えなかった点は反省しないと。
それでも相手の攻撃力を考えると、この4つのTDで十分でした。
ビッグプレイの為に攻撃時間は短かったですが、
RBヤング & RBホールのランは強烈でしたし、
QBカトラー & レシーバー陣によるパスアタックも効果的でした。
ディフェンスはパスディフェンスとQBのスクランブル対策が甘く、
時間を使われる展開となりましたが、
ゴール前では勝負強さを発揮し失点は最小限に。
特に第4Qの2つのINTは相手に大きなダメージを与えました。
これで5割復帰、地区首位に並んだDEN。
これからのスケジュールが楽なのも追い風ですね。
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